造作建具の取り付け
千葉県松戸市で進んでいる昭和55年に完成した建物の耐震断熱改修リノベーションプロジェクトの現場では、建具屋さんに作ってもらった造作建具が取り付けられました。

2階は1つの洋室をお風呂と洗面脱衣室に変更するなど間取りを変更している部分もありますが、基本的には既存のドア枠をそのまま活かし、そこに新たなドアを取り付けています。というのも、ドア枠まで新たに作ってしまうと既存のドア枠を剥がすと補修箇所が増えるなど費用がかかってしまうため、使える部分はなるべく利活用しています。

既存のドアの高さが1.8mだったので、新たに作るドアの高さも1.8mとして、既存のドアの高さに合わせました。

最近のハウスメーカーなどは、敷地が狭いせいか天井の高さを売りにしているところもありますが、どうも縦に間伸びしてバランスが悪いなと感じているので、弊社ではドアや窓の上端を2.0mにしていますが、既存のドア枠に合わせれる場所は合わせています。
和室は二重窓用に枠を深く
既存の窓は取り替えるとなるとこちらも費用がかかるため、今回は既存の窓の内側にもう1つ窓を追加する二重窓としました。

和室には窓に障子が入っていたので、その障子を活かすために、既存の窓枠を剥がし枠を深くして二重窓を取り付けられるようにしました。先ほど、既存のドア枠を壊すと費用がかかると言いましたが、外部は断熱材を新しくするため内部の壁を壊します。そのタイミングで既存の窓枠を取り外せば費用はそこまで高額にならずに、性能と質を向上させることができます。
千葉県松戸市の耐震診断改修費の補助金を採用
こちらは松戸市の耐震診断と耐震改修費の補助金を活用して改修しています。
「木造住宅の耐震診断費と耐震改修費の補助金による耐震改修と断熱改修〜松戸の家6(つぐ家1)Project Vol.05〜」
今回タッグを組む工務店、有限会社タケワキ住宅建設
今回共に家づくりをするのは、千葉県松戸市に会社を構える「有限会社タケワキ住宅建設」さんです。会社の設立は1972年。タケワキ住宅建設さんは、以前知り合いの建築家さんの内覧会で紹介していただた工務店で、その家の雰囲気が温かったという感覚を覚えていたのと、会社が同じ松戸市でさらに今回のプロジェクトの現場の近くの工務店ということもあり、初めてですが家づくりをお願いしました。
タケワキ住宅建設さんはOMソーラーを取り入れた住宅を設計施行されているということもあり、自然素材の扱いに慣れており、また設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
タケワキ住宅建設さんとの家づくりは今回で2回目となります。
初めての家づくりは「松戸の家5(増築の家)」。こちらの家づくりを通して、社長兼現場監督の竹脇さんの人柄を知ることができましたし、大工さんの技術も知ることができ、また一緒に仕事をさせていただきたいと思っている工務店さんです。
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