断熱改修とトップライト改修
千葉県松戸市で進んでいる既存住宅リノベーションプロジェクトの現場では、筋交などの耐力壁の追加工事が終わり、断熱材が入り始めました。
壁の断熱性能を高め、床は床下の断熱材を交換、天井裏も断熱材を交換し、断熱性能を高めています。窓は予算上、内部から新たな窓を追加する二重窓として断熱性能を高めます。
前回のBlogでトップライトを交換するという話をしてしましたが(上の写真が既存のトップライト。ヒビが入っていました)、既存のトップライトをを外し、既存の納まりを確認しました。
この既存の納まりを元に、新たなガラスの納まりを考えていきます。
美しい小屋組
2階の天井が剥がされ、既存の小屋組を確認することができました。屋根の形状が入り母屋屋根という和風建築に見られる形をしているということもあり、小屋組が複雑ではありますが時間がたった木の美しさ(木の色)は、新築では表現できない美しさがあると思っています。
可能であればこの小屋組を露わにしたいのですが、予算がオーバーしてしまっているためここはおそらく諦めざるを得ない部分と考えています。
以前、小屋組を見せるようにした柏の家1では小屋組を見せるようにできましたが、それは仕上をDIYで行ったことで減額をし、小屋組を見せることができましたが、その柏の家1よりも複雑な屋根形状をしているのがこのプロジェクトです。
「中古住宅の地盤調査と内部解体工事〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.07〜」
今回タッグを組む工務店、有限会社タケワキ住宅建設
今回共に家づくりをするのは、千葉県松戸市に会社を構える「有限会社タケワキ住宅建設」さんです。会社の設立は1972年。タケワキ住宅建設さんは、以前知り合いの建築家さんの内覧会で紹介していただた工務店で、その家の雰囲気が温かったという感覚を覚えていたのと、会社が同じ松戸市でさらに今回のプロジェクトの現場の近くの工務店ということもあり、初めてですが家づくりをお願いしました。
タケワキ住宅建設さんはOMソーラーを取り入れた住宅を設計施行されているということもあり、自然素材の扱いに慣れており、また設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
タケワキ住宅建設さんとの家づくりは今回で2回目となります。
初めての家づくりは「松戸の家5(増築の家)」。こちらの家づくりを通して、社長兼現場監督の竹脇さんの人柄を知ることができましたし、大工さんの技術も知ることができ、また一緒に仕事をさせていただきたいと思っている工務店さんです。
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