〜松戸の八柱に人が集まる“場”、「One Table」〜

つくるひとと、たべるひとが、つながる、ひとつの食卓。
団らんの時間の中で、食、地域、カルチャー、コト、モノ、アイデアが交わり、
新たな価値が生まれる場所。
No Coffee, No Life.

One Tableの外扉の取っ手の焼き付塗装依頼

One Tableの扉の取っ手を塗装する前に実際に取り付けてみたところ問題なかったので、

焼き付塗装をしてもらうことにしました。

焼き付塗装は、前の事務所でよく図面に記載していましたが、

実際に焼き付塗装の工房を見たことがなかったので、

取っ手を製作してもらった若穂製作所さんについていき、工房を見学してきました。

がっちりした男性がたくさん。

職人さんの世界です。

さて焼き付塗装とは？

焼き付塗装は、粉体塗料や溶剤塗料を塗布してから高温で一定以上加熱し、

乾燥させ皮膜を硬化させる塗装で、強固な塗膜を定着させる技術です。

金属焼付塗装は、密着性が優れ美しく装飾するだけでなく、錆を防ぐことができ、

一般的な塗装と比べると耐候性を高めることができ外部に適した塗装方法です。

ただ、焼き付塗装専用の釜が必要なため、どこでもできるというわけではありません。

こちらは若穂製作所さんと一緒に仕事をされている工房とのことで、

JRなどの看板を塗装しています。

こういった職人さんたちに支えられて、デザインの世界は成り立っているんだなと思います。

これが焼き付塗装ができる釜です。

大きなもの看板などを焼き付塗装することもあるので、釜も大きくなくてはなりません。

季節は、６月の梅雨前。

６月でも工房の中は暑かったので、これが真夏となると、想像しただけでも過酷です。

旭川の製材所を見学した時もそうでしたが、職人さんが働く環境はいいとは言えません。

まぁどっちにしろ汚れるから、汚れを気にしながら仕事はできねぇなど言われそうですが、

トヨタなどを考えると、いつかは間伐材を使って家具のデザイン・製作ができる

職人さんの働く環境がいい工房を作りたいですね。

千葉県松戸市の八柱で、日本の道百選に選ばれているさくら通り沿いに
2014年からずっと考えていた、人が集まる‘場’を作るOne Table Project。
DIYやセルフリノベーションで
自分たちが欲しい‘場’を自分たちで作ります！