もうすぐ現場が始まる柏の家2(回遊する家)
今年の始めに相談があり、基本設計と実施設計を進めている柏の家2(回遊るす家)で、地盤調査をしました。
一番最初に敷地を見に行ったのが1月。
もともと1つの敷地を分割した敷地で、解体直後に見に行ったので、敷地は土のままでした。
それから約半年。
梅雨の雨季が過ぎ、真夏日が続く今日。
現場に行くと、雑草がぼうぼうでした。人の頭ぐらいまで雑草が生えていて、この中で地盤調査するのかと、ちょっと気の毒に思っていました。
地盤調査は11時から開始の予定だったんですけど、前の調査が遅れてうちの地盤調査が12時半過ぎになるとのこと。
事務所に戻るのも面倒だったので、近くでお昼を食べて、また戻ってくることに。
お昼を食べて現場に戻ってくると、すでに調査員が到着していて、地盤調査の準備ができていました。
人の頭の高さまであった雑草はというと、調査員が敷地全体を歩き雑草を倒していました。
地盤調査の方法は、スゥーデン式サウンディング試験です。
スウェーデン式サウンディング試験とは、先端にスクリューポイントを装着したロボットを地面に垂直に設置して、地盤にロッド(鉄の棒)を垂直に突き刺し、 その沈み方から地盤の硬軟や締まり具合を調査します。
スゥーデン式サウンディング試験については、松戸の家4(FLAT HOUSE)の時の地盤調査で詳しく書いたので、そちらを読んでみてください。
地盤調査〜松戸の家4(FLAT HOUSE) Project Vol.04〜
スウェーデン式サウンディング試験の調査結果
もともと1つの敷地で、その敷地には建物が建っていてその建物を解体して更地にしたため、土地を均したということもあり少し自沈する気がしてましたし、建っていた建物が平屋だったということもあり地盤補強が必要かは気になっていたのですが、結果は、「地盤補強 不要」と出たので、これで安心して先に進めます!
いよいよ始まる現場
今回の建主は、松戸の家3(ゲルのある家)や事務所の並びに作ったOne Tableを見て弊社に興味を持ってくれて、建主を松戸の家3(ゲルのある家)に案内しました。
松戸の家3(ゲルのある家)を見学をさせていただいたのが3月。
家づくりの見学会〜柏の家2(回遊する家) Project Vol.01〜
それから早い段階から水廻り設備のショールームに回ったりしながら、基本設計と実施設計を進め、ショールームを一緒に回りながら建主のイメージを汲み取りつつ、お互いのイメージを共有してきました。
さらに、今回は建主と一緒に高知に行って高知の林業を見学したりし、現場が始まる前から濃密な時間を共有させてもらっています。
柏の家2(回遊する家)と訪れた高知
弊社は高知とのつながりが強く、その関係で高知の杉を使ったサーモウッド、コーモクスーパーでウッドデッキを作ったりしています。
その高知に建主と一緒に訪れた時の記事は下記リンクからどうぞ!