土佐材産地見学ツアー1日目後半
土佐材材産地見学ツアーの初日の午前中は、今回のツアーを案内してくれる田中さんが働いてる会社、「協同組合 高知木材センター」の周辺のプレカット工場や原木市場を見学しました。
その内容については前回のBlogを見てみてください。
「高知の材料を知る土佐材産地見学ツアー」
お昼は、高知木材センターの近くの「かつお船」という食堂で食べました。
ここでは、鰹のタタキ体験ができます。
串に刺さった鰹が準備されていて、それを藁の火で自分で炙るんです。
この分厚い鰹を藁で炙ります。
なぜガスで炙らず、藁で炙るかのか。
それは、燃やす材の水分によるとのこと。
ガスは目には見えませんが、燃やすと水と二酸化炭素を生成します。この水分があることで美味しい鰹のタタキができないそうです。
藁はほとんどが炭素で構成されているので、燃やしても二酸化炭素しか排出せず、水がほとんど生成されません。
さらに、乾燥させた藁は高い温度で燃えるので、鰹を炙った時に水気が含まれずカラッと焼き上がります。
その上、藁特有の香ばしい香りがとってもいい香りで、食欲がそそられました。
想像以上に熱く、びっくりしましたが、鰹の周りを藁の直火で炙りました。
それを店員さんにカットしてもらい食べます。
この鰹のタタキが肉厚で、弾力があり、お肉みたいでとっても美味しかったです!
田中さん曰く、鰹は高知でしか食べないそうです。理由は、新鮮さが違うから。都内でも食べれますが、お店によっては臭があるから、鰹のタタキを食べるなら高知が一番とのことでした。
確かに!!
地域に出張した時の楽しみが、この食と風景です。
普段の行動範囲である、松戸や都内では、見ることができない風景と味わうことがない食。この2つがあるから、地域に行く。と言っても過言ではない。
エコハウスの見学
お昼の後は、南国市にある「こうちエコハウス」を見学させてもらいました。
この「こうちエコハウス」は、高知の自然素材と最新エコ技術満載のモデルハウスです。
このモデルハウスは、ソーラー棟に子世帯(夫婦と子供2人)、バイオマス棟に親世帯(夫婦)が住むことを想定した2世帯住宅として設計されました。
斜面に立っているこのモデルハウスは、中に入ると涼しい風が抜けるとっても気持ちがいい空間でした。
このモデルハウスでは、12のエコ技術が採用されています。
1、自然風の利用
2、昼光利用
3、太陽光発電
4、日射熱の利用
5、断熱外皮計画
6、日射遮断手法
7、暖房設備計画
8、給湯設備
9、照明設備計画
10、高効率家電機器の導入
11、水の有効利用
12、高知産自然素材
詳しくは、下記リンクに添付されたPDFに掲載されているので、そちらを確認してみてください。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/152001/2015073000084.html
高知の土佐材産地見学ツアーに来るまで
なぜ、わざわざ高知に来てまで、土佐材を見学したのか。
その理由は、下記のBlogで。