オープンハウスを行いました!
千葉県松戸市で進んでいる新築住宅、松戸の家4(FLAT HOUSE)で共に家づくりをしている持井工務店さんと一緒にオープンハウスを行いました。
引き渡しがまだ先なので工事が完全に終わっている状態ではないですが、持井工務店さんがなんとかオープンハウスを行える状態までにしてくれたので、無事オープンハウスを迎えることができました。
参加者希望者の条件として、「参加希望者は、これから新築やリノベーション・リフォームを検討されている方に限らさせていただいており、オープンハウス(内覧会)は完全予約制とさせていただいております。」としていましたし、うちの知名度を考えて参加者が居ないのじゃないかと心配してたんですけど、予想していた以上に興味を持ってくれた方がいて、良かったです。
オープンハウスをして気づいたこと
完成に近くにつれて、工事関係者以外の人が松戸の家4(FLAT HOUSE)に訪れました。オープンハウスで見学に来た方はもちろん、完了検査の検査員で建築に興味がある方など。
その方達から
「ここはこうなってないの?」
「なんでこうしなかったの?」
など、色々な質問がありましたが、だから建売ではなく、ゼロから設計をする注文設計という形が必要なんだなと思いました。
また、色々な情報を得られる現代で、ハウスメーカーなどの仕様という縛りが嫌いな方が建築家と一緒に家づくりをするべきだと改めて思い、だからこそ設計事務所という存在が必要なんだなと実感しました。また、オープンハウスで実際の建物を見学してもらうことで、「自分たちの家はこうしよう」というこれからの家づくりについて気づきがあったようで、開催して良かったなと思います。
今度は、現在千葉県我孫子市で進めている集合住宅のリノベーションのプロジェクトでオープンハウスを開催する予定なので、リノベーションに興味がある方は是非参加して欲しいなと思います。
松戸の家4(FLAT HOUSE)のオープンハウス
松戸の家4(FLAT HOUSE)の建て主は、建築やインテリアが好きで、こだわりがとってもある方です。「こうしたい!」という要望がはっきりしており、その夢をどう実現させるかとっても大変でしたが、大変だった分、ここまで素晴らしい家が実現できて、設計をさせていただけた機会をえられたことに、感謝しています。
細かい説明は完全に引渡しが終わってからにしたいと思いますが、ほぼ平屋の松戸の家4(FLAT HOUSE)は、ダイニングキッチンとリビングが緩やかに繋がり、開放的な空間となっています。
ダイニングキッチンとリビングは、中庭の大きな窓に面しているので、窓が少ないにも関わらず、明るい空間となっています。
洗面所とお風呂も白い空間となっており、ハイサイドライトからの明かりで、明るく視線を気にしない空間となっています。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4(FLAT HOUSE)で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。
見積をお願いする前に工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店で、現場が進むにつれ、細かい納まりの打ち合わせをすることが多くなってきてからは、図面では表現仕切れない部分などを先回りして質疑をあげてくれますし、現場監督の方は、現場管理という立場と自らも設計者という視点から多くのことに目配りとこだわりを持って監督をしていただけているので、非常に助かっています!
工事金額の見積の時には相見積を要望する方が多いですが、私は見積と職人技術は比例すると考えているので、「見積金額だけでは判断できませんよ」と伝えるようにしています。