2007年3月3日 スペイン/バルセロナ3日目
バルセロナ、3日目。
天気は晴れ。
この日撮影したのは、356枚。
使ったお金は、€18.38(¥155.10(七十七銀行参照))。
今回の旅では予算を決めていて、この旅で見ておきたい建築はピックアップしてあってそこから全体のスケジュールを決め、すでに日本に帰国する飛行機チケットは購入済み。
バルセロナには1週間いると決めている。
そのため、朝のうちに次の都市、Madridのユースホステルを予約。
そこで気付いたことが。
クレジットカードの有効期限が4月で切れてしまう!キャッシュカードを使うつもりでいたし、長期滞在が久しぶりでクレジットカードの有効期限を確認していなかった。すぐに実家に連絡し、更新して新しいクレジットカードを送ってもらうようにメール。
長期の旅の計画には、旅と同じ準備期間が必要だな。
(※最初は旅をしていた時の日記の感想をそのまま書いています。)
次の都市の宿が決まったところで、バルセロナの建築を散策。
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バルセロナはイタリアみたいに細い路地があり、その路地を通っていると広場がある。
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この空間の違いが面白い都市。
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古い建築が多く残っていて、その装飾が細かくて綺麗だが、その装飾を石で作っているところが凄い。
Catedral de Barcelona(バルセロナ大聖堂)
設計はJaime Fabre de Mallorca
(出典:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
建設年は、13世紀末-1450年
スペイン・ゴシックの代表的建築の一つ。西正面は19世紀にルーアン出身の工匠によって改造されたもので、フランスの影響が多く見られる。内部も壁面が3層構成で、上昇感をより高めるために大アーケードをひと際高くして、トリフォリウムと高窓を同じ高さで低めに抑制する形式を採用するなど、南仏の大聖堂の室内構成と類似している。
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残念ながら改修中で、正面を見ることができず。
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Palau Guell(グエル邸)
設計はAntoni Gaudi(アントニ・ガウディ)
(出典:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
建設年は、1886年〜89年
カタルーニャ地方を代表する実業家であり、政治家でもあったグエル氏のバルセロナ旧市街にある邸宅。生活の場だけではなく、当時の重要な社会的行事や、文化的な集い催される場として構想れた。通りに面したファサードはベネツィアン・ゴシックを彷彿とさせる。ガウディの持てる建築知識と職人技術を投入した初期の代表作。
こちらも外壁が補修中で、見ることができず。
ピカソ美術館
細い通りにある入り口。
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その中に入ると中庭があり、2階に続く外階段が印象的な中庭。
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美術館の中は、ヴォールト天井となっており、その天井を照らす光が弧を描くように見える。
スペインでは、照明が上や天井を照らしているのが多い気がする。
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シウダラ公園
バルセロナの市内にある公園内にある建築。
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オーディトリアム
設計は、ラフェエル・モネオ。
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深い庇の上のスリットからの光。
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Teatre National de Catalunya(国立カタロニア劇場)
設計はRicardo Bofill(リカルド・ボフィール)
(出典:ヨーロッパ建築案内1)
建設年は、1996年
レパートリー劇場1,000席、実験劇場400席、戸外劇場400席を誇る国立劇場。神殿と円形というギリシャ劇場の空間に顕著なふたつのエレメントを組み合わせた現代版パルテノンといえる。
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水道局
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設計は、ジャン・ヌーベル
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バルセロナには高い建物が少ないし、印象的な形態とカラフルな外観はどこにいても目立つ。
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街中から見る水道局は、六本木ヒルズを青山から見る風景と似ている。
Bach De Roda-Felipe II Bridge(バック・デ・ローダ・フェリペ2世橋)
設計はSsantiago Calatrava(サンティアゴ・カラトラヴァ)
建設年は、1987年
1992年のバルセロナ・オリンピックのために建設されたもので、鉄道で分断されていたサント・アンドレア地区とサン・マルティ地区をつなぐ、長さ140m、スパン68mという大きな陸橋。一対の2組の大きなアーチが両サイドの歩道部分をまたぎ、2本ひと組のケーブルで橋桁を吊っている。面白いのは、一対のアーチのうちの内側のアーチは垂直に立っているが、外側のアーチは歩道を挟んで傾斜し、内側のアーチにもたれかかっているのだ。この傾斜アーチは橋桁のように橋の下まで延びて、それに沿って橋下の公園へ下る階段が併設されている。
(出典:ヨーロッパ建築案内1)
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Apartmet Building(メリディアナ通りの集合住宅)
設計はBohigas(ボイガス) ,Martorell(マルトレル),Mackay(マッケイ)
ヨーロッパ建築案内1
建設年は、1965年
都市周辺のこれといった特徴のない地域への、都市的スケールでの返答。巨大なファサードにはm日照を確保するために斜めに張り出した窓が不規則に並び、新たな風景を作り出している。
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窓やバルコニーが独特なバルセロナの集合住宅
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Temple Expiatori de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア聖堂)
設計はAntoni Gaudi(アントニ・ガウディ)
(出典:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
建設年は、1883年〜
バルセロナの書店主J.ボカベリヤの発意で、聖家族に捧げる聖堂が計画され、最終的にガウディに設計を依頼。「聖寄ヨセフの奇跡」という言葉で歓びを表す。聖堂はラテン十字交差部で構成されている。構造、造形的形態、典礼機能、キリスト教的図像学の高次の総合を建築として提示。
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バルセロナでは絶対に訪れると決めていたサグラダ・ファミリア。
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その他の気になった建築
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旅に出る前の事務所で集合住宅の設計をしていたせいか、集合住宅が気になる。
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夜のバルセロナ
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日本みたいに看板は少なく、余計な照明も少ないので、日本に比べたら街は全体的に暗いが、街を綺麗に映し出す照明が効果的にあり、陰影が綺麗な夜のバルセロナ。
3日目はバルセロナにだいぶ慣れ、かなり歩いた。
しかし、夜になってもスペイン人は賑やかで、ユースホステルの前の道路でパーティーをやっているのか煩かった。レム睡眠毎に目が覚めて、長く寝れ図、煩いと思ったら気になってしまい、耳栓をしてやっと寝ることができた。
この日、撮った写真の枚数、356枚。
Grand Tour(建築行脚)に出た理由
なぜ、ヨーロッパの建築を見て回る旅、Grand Tourに出たか。
その理由は、こちらのブログに書いたので読んでみてください。
建築の大学を出ていない者が「建築家」に憧れヨーロッパを旅した日々
これまでのGrand Tour(建築行脚)2007
これまでのGrand Tourの記事はこちらから
「Grand Tour 2007 回顧録」
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