内部の下地工事が終了
千葉県松戸市で進んでいる石材店、うめ家さんの建て替え工事は、年末に内部の下地工事が終わりました。
外部の塗装工事は終わり、全体を黒く仕上げました。外部は板張りとしていますが、黒く塗装する他の仕上げとして焼杉も考えたのですが、焼杉は焼けた部分が脆くなって剥がれると木の無垢な状態が露わになってしまうため、黒く塗装することにしました。
内部は下地の石膏ボードが張られ、仕上工事の準備ができた段階で年内の工事が終わりました。
現場に行ったのが夕方で職人さんがいなかったということもあり、暗く静かな現場でした。
現場の明かりがない自然光の光の現場は、神秘的な空間に感じました。
下の写真は、以前の建物で使われていた段板を綺麗に取り外してもらい、新たな建物で段板として再活用しました。
「既存建具の利活用と通りの趣き〜うめ家石材店建て替えProject Vol.02〜」
２階は倉庫と休憩室。その２階に上がる階段の中央の壁は薄い壁でデザインしました。
こちらは倉庫。
こちらは休憩室。
この休憩室に隣で使っているキッチンを移設して取り付けることになっています。
現在うめ家さんはお隣のONDA CONVENIENCE STOREで営業しているので、うめ家さんに御用のある方は、赤い郵便ポストと青い看板が目印のONDA CONVENIENCE STOREをお尋ねください。
今回の空間づくりのパートナーは株式会社中野工務店
今回一緒に建築づくりをしていただく工務店さんは、同じ千葉県の工務店、株式会社中野工務店さんにお願いしました。
中野工務店さんは、昭和34年（1959年）創業の工務店で、中野工務店さんのことはおそらく独立する前から知っていて、デザイン性が高く、技術が素晴らしいため、いつかは中野工務店さんと一緒に仕事をしたいと思っていた工務店さんです。中野工務店さんとは以前、ヴィンテージ家具のお店の倉庫とショールームのリノベーションで一緒に仕事をさせていただきました。新築工事でも一緒に仕事をさせていただきたいと考えていたので、今回お声掛けしました。
中野工務店さんは数多くの設計事務所とも一緒に仕事をしており、さらに自社でも設計している、技術・デザイン・知識が豊富で、数多くの賞を受賞している工務店さんです。
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