事務所の無垢フローリングに傷がついてしまった
事務所の床は、靴を脱いで仕事をしたかったので、杉の無垢材フローリングを採用しました。
杉の無垢材フローリングを選んだ理由につては、下記のリンクで確認してみてください。
「DIYで床貼り〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.05〜」
杉の無垢材フローリングを貼っている時から事務所には杉のいい香りがして、もちろん事務所の床貼りが終わった後も杉のいい香りの中で仕事ができています。杉の香りがする事務所で働いていると杉の香りが洋服にも移って、事務所の外に出て知り合いと話すと「大畠さんは杉の香りがしますね」と言われます。
杉は古くから日本ではよく使われている素材で、杉の木目を見るだけでも懐かしい気がすると思います。杉は柔らかく温もりがあり肌触りもいいので、素足で杉の床材を歩くと気持ちいがいいですし、香りもいいので、とってもリラックスできる素材だと思っています。
しかし、もちろんデメリットもあります。それは柔らかいということ。杉が柔らかくて軽く温もりを感じるのは、空気層があるからです。その空気層があることで調湿作用があり、床材になっても木は湿気を吸放出するため、動きます。柔らかいということは傷が付きやすいということを意味します。
もともとそのことをわかっていて床材に選んだのですが、床を自分で貼ると愛着がわき、傷をなるべくつけないように仕事をしていました。が、とうとう重いものを落としてしまい傷をつけてしまいました。
その間伐材の杉無垢フローリングについては、こちらの記事からどうぞ。
「杉の間伐材フローリング〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.06〜」
ただ、傷がついたら試したいことがありました。杉の回復力です。杉は柔らかく傷がつきやすいぶん、傷を膨らませて目立たなくすることは知っていましたが、今まで試したことがなかったので、早速試してみました。
傷がついた部分に湿らせたティッシュを置いて帰りました。
翌日、どうなっているかワクワクして出勤してティッシュを外してみると、凹んだ傷が膨らんでいました。ティッシュを取った瞬間は傷が残っていたので「なんだ治ってないや」と思ったのですが、傷がついた時と見比べると膨らんでおり、今ではどこに傷をつけたかわからないぐらいです。
これは杉の空気層に水分が入り膨らんでくれたからです。
全ての傷が治るわけではありませんが、これが杉のデメリットでもあり、メリットでもあります。私は杉の床材を勧めることが多いですが、実際に使っていてデメリット以上にメリットを感じることができているため、杉の無垢フローリングを採用しています。
余談、木製バットの材料
野球をやっている方なら詳しいと思いますが、野球のバットには色々な木が使われており、選手のインパクトの感触によって木を選んでいるようです。
硬い木から柔らかい木の順番で並べると
硬
メイプル Hard Maple(カエデ)
バーチ Birch(カバ)
アッシュ White Ash(タモ)
ビーチ Beech(ブナ)
アオダモ Aodamo(モクセイ)
柔
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