事務所の床の仕上げ、間伐材の無垢フローリング
通常のオフィスは靴を履いたまま仕事をしていると思います。
中には靴をずっと履いたまま仕事をしたくないから、サンダルやスリッパなどに履き替えている方もいると思います。
私は後者で、靴を履いたまま仕事をしているのが好きではなかったので、自分のオフィスを作るときは、靴を脱いで仕事をしようと考えていました。
その床材をどうするか。
価格的にはビニルシートが一番安く、価格は少し高くなりますがタイルカーペットは施工しやすいかなと考えていました。
そんなことを考えている時に見つけたのが、間伐材の無垢フローリングです。
前回の記事で、日本の山は厳しい状況にあると書きましたが、そのことをクライアントに話すだけより、実際のものを見てもらいながら伝えた方が伝わりやすいのではないかと考え、間伐材の無垢フローリングを採用することにしました。
杉材は柔らかく傷がつきやすいのですが、柔らかいからこそ作業性が容易で肌触りが良く、香りもいいんです。また調湿作用があり、湿気を吸ってくれます。
この間伐材の無垢フローリングを今後のクライアントにも勧めたいと考えていたので、フローリングをDIYで張る練習として、自分の事務所で挑戦することしました。
杉の間伐材の無垢フローリングは柔らかいため、直接杉の間伐材の無垢フローリングを叩かないように板を準備し、その板を叩くものとしてゴムハンマーを用意しました。また、床は水平に張らないと気持ち悪いので水平器を準備しました。
間伐材の無垢フローリングを張る前に
すぐにでもフローリングを張っていきたいのですが、壁と床の間を見ると1cmぐらいの隙間があったので、その間に発泡断熱材を間に吹き付け、隙間を埋めました。
この隙間を埋めておくことで、隙間風が吹かないと、一番は虫の出入りがなくなるります。この作業は仕上げ材を作ってしまったらできない作業のため、下地の今のタイミングしかできないため、重要な作業になります。
DIYで間伐材の無垢フローリング張り
それでは早速DIY床張りです。
床の構造は、仕上げの上の部分から、フローリング、合板、根太(角材)となっており、まずは角材を床に並べます。
ただ、下がコンクリートの土間のため、冬は外部から冷気が伝わってきて足元が冷えるだろうと思ったので、角材の間に断熱材を敷き詰めることにしました。
角材を並べ断熱材を敷き詰め、その上に合板を張ります。この合板があることで、杉の間伐材無垢フローリングを留めることができるんですね。
DIYで床張りをするのに、工具は電動ドライバーを使ってフロアビスで留めました。ビスを使ったのは最初だけで、あとはゴムハンマーではめていき、最後にまたフロアビスで留めます。
写真の左は穴を開けるビットです。
断熱材と合板の間に少しだけ空間を作り、そこにコンセントを通すようにしました。
赤いのが水平器です。
本当はレーザーで水平を見るべきなのですが、まだレーザーを購入してないので、今回は原始的に水平器を使って床の水平を確認しました。
作業スペースの問題があり、合板を一部貼りながら、杉の間伐材無垢フローリングを張りながら作業を進めているのですが、杉の間伐材無垢フローリングが張られると杉のいい香りがしました。
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