松戸の家4(FLAT HOUSE)の現場で基礎工事が始まりました!
松戸の家4(FLAT HOUSE)の現場で、基礎工事が始まりました。
基礎と絡むコンクリートブロックの工事から少し時間が空きましたが、とうとう基礎工事です。松戸の家4(FLAT HOUSE)の現場の土地には段差があり、道路側と敷地の奥で約1mほどの高低差があります。
これから建てる住宅は平屋で計画したため建築面積が広く、敷地いっぱいに家を建てるので敷地の低い道路の方まで家が建ちます。
この段差を解消するために、道路側に深基礎が必要になりました。深基礎の型枠を前から見ると、バリケードのように見え、荒々しい現場の雰囲気が好きです。
敷地には、基礎を打つための砕石が敷かれていました。更地で地縄があった時は建築面積が狭く感じていましたが、砕石が敷かれただけで広く感じます。
更地の状態で、地縄がされていたときの現場
住宅が建つ広さに砕石が敷かれた現場
暑さとも闘う現場
この日は最高気温が31度と暑かった。梅雨の季節の中、急に気温が上がり現場に行くだけでも暑かったけど、現場で働く職人さんは辛そうでした。
まだ躯体も建ち上がってないし屋根もかかっていないので、午前中は現場で涼む場所がなく、現場の職人さんには厳しい環境です。午前中にコンクリートの打設があったのですが、午後現場に行くとコンクリートはだいぶ乾いていました。
それほど暑いということですね。
松戸の家4(FLAT HOUSE)の敷地高低差
松戸の家4(FLAT HOUSE)の敷地は、道路側と敷地の奥側で約1mの高低差があります。この段差を計画段階で非常に悩みました。クライアントは、フラットな生活をしたく平屋を希望されていたので、家の中は段差のないフラットな計画で最初は進み始めました。
しかし、通常の住宅の2階建のボリュームを平屋にすると平面的に広くなり、段差のある道路側の方まで家が広がります。そうなると、基礎が深くなりコンクリートの量が多くなるので、工事費は上がります。
その工事費が上がった分を、単に工事費が上がっただけで終わらせるのはもったいないなと思い、いろいろ考えました。段差のある部分の床下の空間を活用して床下収納にしようなど。
結局は、予算と工事費がなかなか調整が合わず、床下の活用は断念しました。
段差のある敷地は難しい。
以前新築で設計させていただいた松戸の家3は、広い敷地でその敷地の中に段差が2段ありました。その段差を、生活の動線や工事費などを鑑みて計画するのは、難儀です。
難儀ですが、建築家としては、手強い条件がある敷地や現場ほど燃えるものだと思います。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える
「株式会社持井工務店」さんです。会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。
工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
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