OMソーラーのパッシブエアコン、全館空調のダクト工事
愛知県名古屋市で進んでいるプロジェクトでは、とうとうOMソーラーのPassive Aircon(パッシブエアコン)、全館空調のダクト工事が始まりました。初めて採用するOMソーラーのPassive Aircon(パッシブエアコン)、全館空調。全館空調自体が初めての設計となります。そのため、Passive Aircon(パッシブエアコン)のことを知るために、OMソーラーの本社を訪ね、OMソーラーやPassive Aircon(パッシブエアコン)を見学させてもらいました。そのBlogについてはこちらから。
全館空調のPassive Aircon(パッシブエアコン)は、屋根裏に設置してそこから2階の天井裏を通り2階に供給、1階の天井裏と1階の床下をダクトを通して1階に供給します。
こちらは2階の天井裏を通るダクト。弊社では2階の天井をフラットにすることがなく屋根形に天井を作るのでダクト空間を作るのが大変でした。外観のデザイン、建築基準法による斜線制限、内部空間のデザインなど、これらのことを考えながら立面や断面、平面を行ったり来たりして設計しました。
1階の天井裏を通る全館空調のダクトの分岐。右側の太いダクトが、1階の床下にダクティングするための全館空調のダクトです。このダクトが結構太いんですよ。Passive Aircon(パッシブエアコン)の全館空調のダクトは主のダクトとそこから分岐するダクトがあり、主のダクト径は20cm、そこに断熱材が巻かれて25cmになります。分岐するダクトは15cm、断熱材が巻かれて20cmとなります。
このダクトをできる限り曲げずに梁を避けながらダクティングの設計をしました。設計図にはこのダクトの径を描き込みながら設計していたのですが、実際にダクトされている空間を見ると、大蛇が家の中をはっているようでした。
GROHE(グローエ)のシャワーシステム
このプロジェクトでは、お風呂にGROHE(グローエ)のシャワーシステムを導入します。以前、千葉県我孫子市で設計させていただいた「我孫子の家1(路地裏のある家)」でGROHE(グローエ)のオーバーヘッドシャワーを採用しましたが、その時にGROHE(グローエ)のシャワーステムを入れた浴室をデザインしたいなと思っていたら、今回その機会を得ることができました。
浴室の仕上げも今までとは違い、初の設計のため、ザイソウハウスの現場監督や棟梁と細かく相談させてもらいながら着々と工事が進んでいます。このお風呂が完成するのも楽しみです。
板張りなどの外壁工事が進む
外壁の工事も進んでおり、前回Blogに書いたプラネットジャパンの塗料が塗装された板張りが終わりつつあります。
板張りの場所は一部の部分で、その他は左官の湿式工事の左官仕上げです。現場に到着するとその下地のモルタルが塗られていました。
そこに仕上げの左官工事です。今回の仕上げは結構大変で、職人泣かせの仕上げとのこと。通常の仕上げではなく、色にも特徴があるので次に現場に行く時が楽しみです。
今回の仕上げは、以前設計させていただいた「松戸の家4(FLAT HOUSE)」でも採用したことがある外壁です。
このように設計者としても楽しみな部分が多い今回のプロジェクトで、現場監督は細かいところまで気を遣ってくれて、丁寧に管理してくれているということもあり、現場に行くのが楽しいです。
今回の家づくりのパートナーは株式会社ザイソウハウス
株式会社ザイソウハウスさんについては、下記の記事で紹介していますのでこちらをどうぞ。
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