解体11日目
松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlog
千葉県松戸市で進んでいる松戸の家4(FLAT HOUSE)は、クライアントの実家を建て替えるプロジェクトです。先週の土曜日からほぼ1週間。建物は完全に解体されていて、今日は外構の解体作業をしていました。外構とは建物以外のもので、例えば、門、車庫、アプローチ、塀、柵などの構造物から庭木なども含まれます。

敷地向かって右側に駐車スペースがあり、その下には浄化槽があったのですが、その浄化槽も撤去されていました。

日中は暑く、解体業者の人たちは辛そうでした。これからは暑くて蒸すので、現場が辛い季節。冬はまだ厚着をすればいいですけど、夏の暑さはどうにもならないですからね。外で作業をする人たちには辛い時季。
解体前の住宅
解体前の家は、ほぼ総2階の住宅でした。

新たに建てる家は、敷地の奥が一部2階となっていますが、ほぼ平屋となります。ただ、前面道路と敷地との高低差があり、道路から見ると平屋のように見えないかもしれませんが、松戸でほぼ平屋の家を設計できるとは思いませんでした。
設計期間が終わり、建て替えの準備
敷地がほぼ更地になり、これで建て替えの準備ができました。解体が始まってから更地まで本当に早かった。それに比べ設計期間は長い。
計画段階では、クライアントから雑談を交えながらどんな家にしたいか聞き出し、イメージを出し合います。この時が一番楽しい時ですね。おそらくクライアントも夢が膨らみ楽しい期間だと思います。この段階を基本設計といい、約3ヶ月ぐらいかかるでしょうか。
基本設計で外観や間取りを概ね決め、次のステップの実施設計に入ります。実施設計では、床や壁などの仕上や、水廻り(キッチン、洗面台、お風呂などの水栓など)などの仕様を決めていき、更に細部まで詰めていきます。この細部ではmm単位で話し合っていきます。この実施設計は、約6ヶ月ほどかかります。
実施設計は、細かい部分は建築家に任せるというクライアントと、細部までこだわるクライアントがいます。この時には、イメージをどんどん膨らませないといけないので、キッチンやお風呂などを決めるために実際にショールームに行って見にってもらいます。
要望があれば私も同行しますが、ほとんどのクライアントの方と一緒にショールーム周りをしていま。実施設計が終わると、お願いする工務店に見積を依頼します。金額が出てくると現実の世界に一気に引き戻されます。夢があるクライアントほど予算を超える見積金額出てくるので、見積書を元に見積調整をしていきます。この期間は約1、2ヶ月ほどですかね。
見積調整が終われば、次からは家を形にしてくれる工務店が主体となり、現場が始まっていきます。着工から竣工までは約6ヶ月なので、規模によってトータル期間は変わりますが、相談を受けてから建物が完成するまで約1年半ほど考えていただければと思います。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。