下地工事が進む現場
千葉県松戸市で進んでいるうめ家石材店の店舗建替プロジェクトは上棟し、下地工事が進んでいます。
「うめ家石材店建て替え工事で上棟しました〜うめ家石材店建て替えProject Vol.09〜」
前回の記事でも書きましたが現場がいつ来ても綺麗です。
柱や間柱の間にカットした端材がサイズを揃えて立て掛けてありました。
断熱材が入るまでできることではありますが、端材を管理していれば材料の無駄が少ない上に時間の短縮にもなっているのではないかと感じました。
外壁の板材が搬入
名古屋の家1では外壁に板材を採用しましたがその時は耐久性のあるヒノキを採用し塗装して仕上げました。今回は外壁材にCHANEL ORIGINAL(チャネルオリジナル)株式会社さんの屋久島の地杉を採用しました。建築関係者ではCHANEL ORIGINAL(チャネルオリジナル)さんと言えば米杉(レッドシダー)を思い浮かぶ方が多いと思いますが、屋久島の地杉も販売しており、耐久性が高いことから屋久島の地杉を採用しました。
今回は黒く塗装してしまいますが、別の機会でクリア塗装で外壁に採用したい木目です。
電気工事
木工事と並行して電気工事が始まり、配線経路などを現場監督や電気屋さんと相談しながら検討していますが、今回は頭を悩ます現場となりそうです。
トップライトが取付けられる
今回はトップライトを採用しました。トップライトを採用するのは初めてですが、トップライトの明かりは神秘的でずっと空間に取り入れたいと考えていたので、完成が楽しみです。
WURTHの建材
今回はドイツのWURTH(ウルト)社の建材を採用しています。仕上材も然りですが、下地材や断熱材などでいい建材がないかと調べながら設計を続けているのですが、WURTH(ウルト)社のものは機能性が高かったので採用しました。
いい建材なので材料費も高いのですが、建築を長く保たせることを考えると決して高くはないと思いますし、うめ家さんにはこれからもずっと残ってほしいと思っていますので見えない部分にも耐久性の配慮して建材を選んでいます。
現在うめ家さんはお隣のONDA CONVENIENCE STOREで営業しているので、うめ家さんに御用のある方は、赤い郵便ポストと青い看板が目印のONDA CONVENIENCE STOREをお尋ねください。
今回の空間づくりのパートナーは株式会社中野工務店
今回一緒に建築づくりをしていただく工務店さんは、同じ千葉県の工務店、株式会社中野工務店さんにお願いしました。
中野工務店さんは、昭和34年(1959年)創業の工務店で、中野工務店さんのことはおそらく独立する前から知っていて、デザイン性が高く、技術が素晴らしいため、いつかは中野工務店さんと一緒に仕事をしたいと思っていた工務店さんです。中野工務店さんとは以前、ヴィンテージ家具のお店の倉庫とショールームのリノベーションで一緒に仕事をさせていただきました。新築工事でも一緒に仕事をさせていただきたいと考えていたので、今回お声掛けしました。
中野工務店さんは数多くの設計事務所とも一緒に仕事をしており、さらに自社でも設計している、技術・デザイン・知識が豊富で、数多くの賞を受賞している工務店さんです。
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