事務所初の店舗の新築工事
去年は地元松戸市内のプロジェクトの相談を多くしていただきました。こちらもその1つで、弊社の事務所は千葉県松戸市の八柱にあるのですが、近くに大きな霊園、八柱霊園があります。その八柱霊園の入り口に通じる通りには石材店がたくさんあります。この通りは中学、高校のサッカー部の時に何度も通っていた場所で、建築を志す以前から雰囲気がいい通りだなと思っていました。
その通りにある石材屋さんの1つ、「うめ家」さんから建て替えのご相談をいただきました。うめ家石材店さんは、八柱霊園が開園した1935年(昭和10年)に開店した長い歴史をもつお店です。あと11年で創業100年の老舗企業となるお店です。建物の創業時からリフォームを繰り返し、引き継がれてきた建物です。そのようなお店の建替えに関わらせていただけるのは光栄なことです。
うめ家さんのHPには歴史を感じることができる写真も掲載されていますので、是非見ていただきたいです。
「うめ家石材店について」
こちらが八柱霊園に通じる通りで、この先の正面に八柱霊園があり、八柱霊園に近くなればなるほど私が目を奪われてしまう趣のある建物があり、好きな通りです。その好きな建物については別の記事で書きたいと思います。
こちらが今回、建て替えのご相談をいただいたうめ家さん。相談をいただいたのは去年(2023年)の3月末。来年(2025年)の春には完成させるということで話を詰めてきました。
敷地の関係上、規模は現在の半分ほどにはなりますが、角地に建つ建物で前面道路が広いので、なるべく圧迫感のない建物にしたいと考えて打合せをしてきました。前面道路の幅が広いと道路斜線が緩くなるので前面に押しでた自己主張の強い建物を作ることができるのですが、自己主張よりもこの通りの景観のこと、うめ家さんの持つ歴史を踏まえて設計をしました。
来月からこちらの建物は解体となります。解体から工事が完成するまではうめ家さんは隣の建物のオンダさんで仮営業をしていますのでご安心ください。
今回のご相談でできる限りあるものを利活用して欲しいということがあったので、既存の障子や欄間などを取り外して残し、新たな建物に引き継ぎたいと考えています。
今回の空間づくりのパートナーは株式会社中野工務店
今回一緒に建築づくりをしていただく工務店さんは、同じ千葉県の工務店、株式会社中野工務店さんにお願いしました。
中野工務店さんは、昭和34年(1959年)創業の工務店で、中野工務店さんのことはおそらく独立する前から知っていて、デザイン性が高く、技術が素晴らしいため、いつかは中野工務店さんと一緒に仕事をしたいと思っていた工務店さんです。中野工務店さんとは以前、ヴィンテージ家具のお店の倉庫とショールームのリノベーションで一緒に仕事をさせていただきました。新築工事でも一緒に仕事をさせていただきたいと考えていたので、今回お声掛けしました。
中野工務店さんは数多くの設計事務所とも一緒に仕事をしており、さらに自社でも設計している、技術・デザイン・知識が豊富で、数多くの賞を受賞している工務店さんです。
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