新たに生まれ変わる廃校
廃校のリノベーションプロジェクトが千葉県の長生郡長南町で進んでおり、仕上げ工事が終わりました。
仕上げ工事が終わり、さらに引渡し前のクリーニングも終わったため、クライアントとともにチェックをしました。この2日前には弊社側でもチェックをし、さらにそれ以前に施工会社側でもチェックをしてもらっています。このチェックを違った目線で確認する理由は、人によって見る場所が違うためで、クライアントでも複数人でチェックすればそれぞれ違った場所が気になります。
フルリノベーションをせず、既存を活かしながらリノベーションの場合、既存の古さは見た人によっては工事が終わってないと感じることもあり、判断が難しいところではあります。
エントランスの部分は渡り廊下が引き違い扉だったため、それを両開きの扉に変更し、廊下はクライアントのコーポレートカラーの青色の塩ビシートに張り替えました。
こちらが以前の廊下とエントランス。
廊下の壁は、壁に打たれていた角材を撤去し、白く塗装し直しました。
こちらも廊下で、これでも仕上げ工事が終わった状態です。この部分の床は張り替えませんでしたが、壁は白く塗り替えました。
綺麗になっていないように思う方もいらっしゃるかとは思いますが、以前の状態がこちらです。
照明が暗いということもありますが、何度も通っている私からするとかなり綺麗になったと思います。床はクリーニングで綺麗にしてもらいましたが、床が変わるだけで印象はかなり変わると思います。
こちらは広い家庭科室を2つの教室に分けた教室で、左の壁が隔てた新たな壁で、右の壁の掲示板は残しました。
床は既存のままのパーケットフローリーングで、こちらはワックスがけをしてもらい綺麗にしてもらいました。こちらが以前の広い教室。
この広い教室を分割して、2つの教室にしました。
廊下の壁は全て再塗装し、白い綺麗な壁にしました。
こちらは2階の教室で、この教室は天井の照明が吊った照明だったのでその照明を外し、LEDの照明に付け替え、床は他の教室と同じようにワックス掛けをしてもらいました。
2階の廊下の壁も再塗装し、照明と誘導灯は新しいものに交換しました。
こちらの元の教室は音楽室で、天井が特徴的だったため既存の天井形を活かし陰影が現るようにしました。
小学校のトイレのフルリノベーション
元々のトイレは旧小学校のままで汚れていましたし、機器も古かったので今回は床と壁、さらに機器まで刷新しました。水回り部分は汚れやすいですいこともあり、綺麗に一新すると終わりが近づいていると感じますが、ここまで来るのにトイレは配管と防水に気を遣いました。
構造が木造だったり、コンクリート(RC)造でも床が二重床だったりパイプスペース(PS)が確保されていれば機器の配置や工事が比較的容易にできますが、築年数が経っているコンクリート造の場合はほぼコンクリートの床を貫通して下の階の天井裏を通って配管されているため、機器の位置の変更は難しくなります。
こちらが以前の男子トイレ。こちらが、
このように新しくなり、
女子トイレは以前は
このような状態だったのが、
このように新しくなりました。
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