元和室の床の高さ調整が終了
空き家だった戸建の耐震断熱改修プロジェクトが進んでいる松戸市の現場では、和室を洋室にするために大工さんがmm単位で高さ調整をしてくれました。その様子については下記のBlogに掲載しています。
最大難問は床のレベル調整ではありません。
「大工さんが荒床の高さ調整に奮闘〜松戸の家8(空き家再生活用-AKIYA-)Project Vol.06〜」

2階の床高さの調整が終わったのでこれから小屋裏の間仕切を作り、断熱材を新しく入れ替えてもらいます。

小屋裏空間が結構あったため、クライアントの要望で小さな小屋裏空間を作り、さらにその小屋裏に窓を追加します。クライアントのイメージはヨーロッパのドーマーのイメージとのこと。
もう1部屋も床高さを微調整
タケワキ住宅建設さんから連絡があり、洋室の床レベルについて質問があるので現場に来てほしいと連絡があり現場に行くと、床にたくさんの数字が書いてありました。

前述の和室を洋室に変更する部屋とは別に洋室の部屋があるのですが、工事費を考えこの部屋は既存の床の上に合板を張り塩ビシートを張る予定でした。しかし現場で大工さんから不陸(ふりく)が結構あるけどどうする?と言われ、何もなくなった現場を隅々まで歩いてみると確かに平衡感覚に違和感を感じる微妙な不陸(ふりく)がありました。

その違和感を大工さんも感じてレベルを事前に測ってくれていてmm単位で高さが違いました。

この修正は今しかできなため、この難しい微妙なレベル調整をしてもらうことにしました。
雰囲気が好きな既存建具
松戸の家8(空き家再生活用-AKIYA-)では、今作ったら高くなってしまう建具があったので、昔のイメージを残すこともふまえ、なるべく残すようにしています。

このFIX窓はガラスの下半分ぐらいがブラストされグラデーションがかかっていたので、これは是非残したいと思いました。

今このようなガラスを作ろうともうと、価格を考えればガラスにフィルムを貼るようになると思います。
最大難問
今回のプロジェクトの最大難問は1階の和室を壊し、駐車場を作るということです。新築であればビルトインガレージとして計画時から耐震を考えながらできるのですが、リノベーションで既存の家屋に大空間を作るのはお勧めしません。基礎も壊し大空間を作るため、耐震性に影響します。

この空間に車庫を作るのです。予算に余裕があれば色々と対応できるのですが、限られた予算と空間の中で耐震を考えながら広い空間を作るのは非常に悩ましい大問題です。

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