耐震改修が終了
昭和55年に完成した建物の耐震断熱改修工事が進んでいる千葉県松戸市の既存住宅リノベーションプロジェクトの現場では、耐震壁を追加する工事が終わり、松戸市役所の担当課の立ち会い検査がありました。
今回は松戸市の補助金を活用して耐震診断費や耐震改修費の一部を補ってもらう補助金を活用するため、松戸市役所の担当課に検査してもらいました。その補助金については、下記のリンクで簡単に説明しているので参考にしてみてください。
「木造住宅の耐震診断費と耐震改修費の補助金による耐震改修と断熱改修〜松戸の家6(つぐ家1)Project Vol.05〜」
木製窓にすることで断熱性能がアップ
1階の庭に面している南側の大きな窓には木製窓を採用しました。
1階は地域に開いた場所となり、曜日で店主が変わるカフェを運営する予定ですが、その客席の大きな窓に木製の窓をすることで断熱性能を高めるとともに木の柔らかいイメージの空間でゆっくりしてもらいたいという想いで、木製窓を採用しました。
無垢材のフローリング
今回のフローリングには杉の無垢材のフローリングを採用しました。
弊社の事務所でも杉の無垢フローリングを敷いているのですが、杉の香りと柔らかさが気持ちいいので弊社ではよく杉材を提案しています。
「自家製蜜蝋ワックスで塗装〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.08〜」
すでに無垢フローリングが貼られている場所がありましたが、全体に敷かれるのが楽しみです。
初めて採用した2重窓
既存住宅の断熱改修ということもあり、窓には2重窓を採用しました。これまで集合住宅のリノベーションを何件かさせていただきましたが、2重窓を採用することはできませんでしたので、今回は初の2重窓です。
特に悩ましかったのが和室です。和室には大体障子がありますが、障子があると2重窓をつけるために枠を追加しなければいけません。
2重窓のメーカーでも追加枠というものを用意していますが、和室には合いませんし、メーカーの枠は極力採用したくないため、今回は工務店と相談し、障子枠を造作で作ってもらいました。
2階の和室の天井を張ることに
前回のBlogで小屋組の美しさを描きましたが、建主と相談して天井を塞ぐことにしました。
「時を感じる小屋組の美しさとトップライト改修〜松戸の家6(つぐ家1)Project Vol.09〜」
2階の和室の天井の小屋組が現しにすることで雰囲気が大きく変わるので、ここを実現できなかったのは後悔しています。
今回タッグを組む工務店、有限会社タケワキ住宅建設
今回共に家づくりをするのは、千葉県松戸市に会社を構える「有限会社タケワキ住宅建設」さんです。会社の設立は1972年。タケワキ住宅建設さんは、以前知り合いの建築家さんの内覧会で紹介していただた工務店で、その家の雰囲気が温かったという感覚を覚えていたのと、会社が同じ松戸市でさらに今回のプロジェクトの現場の近くの工務店ということもあり、初めてですが家づくりをお願いしました。
タケワキ住宅建設さんはOMソーラーを取り入れた住宅を設計施行されているということもあり、自然素材の扱いに慣れており、また設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
タケワキ住宅建設さんとの家づくりは今回で2回目となります。
初めての家づくりは「松戸の家5(増築の家)」。こちらの家づくりを通して、社長兼現場監督の竹脇さんの人柄を知ることができましたし、大工さんの技術も知ることができ、また一緒に仕事をさせていただきたいと思っている工務店さんです。
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