外壁の下地のモルタルがいい感じ!
千葉県松戸市で進んでいる新築住宅の現場のBlogがだいぶ空いてしまいましたが、
前回のBlogから外壁工事の下地、黒いアスファルトフェルトとラス網貼りの状態から、次の工程のモルタル塗りの工程です。
前面道路の反対側にある公園からは、まだアスファルトフェルトとラス網の状態を見ることができます。
黒い色の外壁仕上をする時は、この光景が建て主にはイメージがつきやすいかもしれませんね。
正面はまだアスファルトフェルトの状態ですが、隣地側の両側はすでに下地のモルタル塗りが進んでいました。
こちらが東側の駐車場からの風景です。
今までのアスファルトフェルトの黒い状態だとなんとなく船っぽかったのですが、モルタルが塗られるとまたイメージがガラッと変わります。
近くに寄って撮った写真。
まだモルタルの下地塗りの1回目なのでムラがありますが、このムラがいいなといつも思います。
綺麗に仕上がるとそれはそれで綺麗なんですけど、そうすると表情がなくなるというか、職人の手仕事が消えてしまうような気がするし、
ムラのある表情は二度と同じものは作れないと思うので、このムラが好きです。
コテの塗った感じが伝わるモルタルの壁。
いつかはモルタル塗りの家を創ってみたいですね。
湿式工法独特の素材感が伝わる家。
外壁を地層のようなした表情の家も面白そうです。
乾式工法だとなかなかこういったイメージが湧いてこないのですが、湿式工法などの既製品を貼って作っていく工法じゃない工法には、
色々な可能性があるので、イメージがどんどん湧いてきます。
松戸の家4(FLAT HOUSE)の現在の内部
内部ではレンジフードが取り付けられ、階段も作られており、だいぶ家のイメーイがわかるようになってきました。
階段が出来上がると、一気に進んだなと、現場ではよく思います。
ここまで出来上がるまでには、壁に隠れてしまうスイッチやコンセントなどの電気工事、水道などの給排水工事の打ち合わせを続けてきました。
そのため、これからは壁を石膏ボードでふさいでいくので、壁が出来上がれば内部空間がはっきりするので、
さらに内部空間のイメージがはっきりすると思います。
オープンハウスの予定
松戸の家4の前回のBlogでオープンハウスの話をしましたが、告知は11月上旬になりそうです。
持井工務店さんと共同でオープンハウスを開催しようと色々と調整しているので、
決まりましたらこちらのBlogと弊社のSNS、Facebook、Instagram、Twitterで告知します!
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。
会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。
工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。
自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
木工事に入り、細かい納まりの打ち合わせをすることが多くなってきてからは、そのことを痛感するとともに、非常に助かっています!
工事金額の見積の時には相見積を要望する方が多いですが、私は見積と職人技術は比例すると考えているので、
「見積金額だけでは判断できませんよ」と伝えるようにしている。