現場にサッシが取り付けられたました!
松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlog
千葉県松戸市で進んでいる新築住宅の現場で打ち合わせをしてきました。先週も現場で打ち合わせをしたのに、写真が撮れなかった。
そのため、前回のBlogからすると、外観も内部も結構進んでいます。
外部は外壁の下地の板が張られています。外壁は、外壁工事が進んでからのお楽しみです!
下地の板が張られてはいますが、やっぱり板張りの家はいいですね!以前、中古住宅を住宅兼カフェにリノベーションした住宅では、一部外壁に板張りを採用しました。
今の住宅は、外壁の汚れの落としやすさ、掃除のしやすさ、メンテナンスのしやすさ、コストが安いなどを考えてサイディングが多いですが、サイディングの家が並ぶ住宅街を見ると、なんとなく硬さを感じます。
そんな住宅街に板張りの家や漆喰の家など、柔らかい素材の家があるとほっとするのは、自分だけなのかな。サイディングの家が並んでいる場所は、音が反響しているような気もするし。
東側の外壁にも外壁の下地工事が進んでいました。
屋根に上がって、屋根を久しぶりに見ると、やっぱり綺麗ですね。2階部分にも透湿防水シートが張られ、窓が入っているので、だいぶ家っぽくなってきました。
現代住宅の窓の高さについて
内部は、窓が取り付けられ、設備工事が進んでいます。窓が入ることで明かりの取り入れ口が鮮明になり、光の移ろい方がわかるようになってきました。
上の写真はダイニング・キッチンからリビング側を撮っています。左の窓が中庭を望むことができる大きな窓です。
窓の大きさ(高さ)は2.2m。どうしてもこのサイズの窓の高さに慣れない。できれば1.8mの窓を取り付けたいと、設計の時はいつも思っています。
せめて高さは2.0mですかね。古い家や古民家に入って懐かしさを感じるのは、窓の高さがあるように思っています。窓の高さが低いことで、建物の重心が下がり、床に座りたくなる。その時に床が無垢の板だと、肌触りがよく、横になりたくなる。横になると眠ってしまう。みたいな(笑)
職人さんで溢れる現場
先週から電気や給排水、内部の建具の納まりの打ち合わせが始まり、現場にも電気屋さん、給排水屋さん、エアコン屋さんもちろん大工さんと、職人さんが溢れ、打ち合わせも全ての絡みなど含めて行なっています。
上の写真の左側の高いところについている窓は、水廻りの窓で、高いところに取り付け、窓は乳白色の不透明な窓にし、明かりを取り入れつつ、視線を避けるようにしています。
上の写真の右側は主寝室で「静」の空間のため、窓は低い場所に1箇所だけ取り付け、薄暗く眠り安くなるような空間としています。
上の写真は主寝室からリビング越しに、ダイニングキッチンと玄関を見ています。リビングやダイニングキッチン、玄関はお客を迎え、「動」の空間となるため、窓は多めにしています。それでも、普通の住宅に比べれば、窓の数は少ない家ですけどね。
2階のハイサイドライト。外から窓を見せたくないけど、明かりは取り入れたいとの要望の中で、建て主と何回も話し合って窓の位置、大きさ、形状を決めました。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。
会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。
自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。木工事に入り、細かい納まりの打ち合わせをすることが多くなってきてからは、そのことを痛感するとともに、非常に助かっています!
工事金額の見積の時には相見積を要望する方が多いですが、私は見積と職人技術は比例すると考えているので、「見積金額だけでは判断できませんよ」と伝えるようにしています。施工側からの提案があることで設計事務所が助かるということは、それは建て主にとってもいいことではないかと思います。
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