新築住宅の現場にガルバリウム屋根が仕上りました
千葉県松戸市で進んでいる新築住宅の現場に板金、ガルバリウムの屋根材が仕上がったとのことだったので、早速夏休み明けに見に行きました。
今までは、合板の上に防水のための材しかなかったのですが、屋根の材、ガルバリウムが仕上ることで、イメージがしまってきた気がします。外壁の下地もだいぶ張られ、輪郭がはっきりしてきたのと、窓の位置がわかってきました。
窓が少ない松戸の家4(FLAT HOUSE)
屋根が仕上り、外壁の下地が張られてきた松戸の家4(FLAT HOUSE)。近くで見るとこのような感じです。
建物の周りに安全のためのネットがあるのではっきりわからないかもしれませんが、前面道路側の壁には窓がありません。建物の前は公園なので、公園に対して視線が交差しないように開きたくなりますが、建て主の希望として窓を目立たせたくないとのことでした。
そのため今までの設計の中で、窓の数が最も少ない住宅のような気がします。
外から見た時に窓が目立つため、できる限り窓を目立たせたくない。という希望がありつつ、明かりは取り入れたいとのことだったので、窓の位置、明かりの取り入れ方に苦労しました。
外部に窓を設けず、明かりを取るために、中庭を囲んだロの字形の平面など建て主と一緒になって色々考えたのですが、敷地が長方形で中庭を作ると無駄な廊下のような空間ができてしまい、伸びやかな空間にならないなど、多くのプランを検討し、今回のプランになりました。
敷地いっぱいに建物を建て、端の壁から端の壁まで見通せることで奥行き感を創り、さらに中庭を建物の中央に創ることで、その中庭から明かりを取り入れ、さらに広がりのある空間を目指しました。上の写真では、まだ壁の下地が張られていない場所もありますが、写真の左側が中庭になります。
松戸の家4(FLAT HOUSE)の屋根
松戸の家4(FLAT HOUSE)の屋根は、板金のガルバリムの屋根です。弊社では、屋根によくガルバリウムの屋根を採用します。
理由としては、費用対効果が高いからです。
耐食性はステンレスには劣りますが、ステンレスより安いですし、軽くて丈夫で、錆びにくい。
ガルバリウムは軽量のため、頭が軽い家は耐震性に優れます。
そういった様々なメリットと意匠性を考えガルバリウムの屋根を採用しています。
もちろんデメリットもあります。
金属なので断熱性や防音性が低いこと。
そういったデメリットは、他の部材、断熱材や屋根裏の通気、遮音材なのでカバーできるので、ガルバリウムの屋根を採用しています。
公園側の屋根のガルバリウムの屋根。
図面では屋根の割りが両端で均等になるようにしていましたが、ちゃんとそのように割って屋根を張ってくれています。
こういった細かいところにもちゃんと対応してくれる工務店は、本当にありがたいです。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える
「株式会社持井工務店」さんです。会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。
自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。木工事に入り、細かい納まりの打ち合わせをすることが多くなってきてからは、そのことを痛感するとともに、非常に助かっています!
工事金額の見積の時には相見積を要望する方が多いですが、私は見積と職人技術は比例すると考えているので、「見積金額だけでは判断できませんよ」と伝えるようにしています。
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