千葉県松戸市の新築住宅の現場に屋根がかかりました!
松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlog
前回のBlog、「千葉県松戸市で進んでいる新築住宅で上棟〜松戸の家4(FLAT HOUSE) Project Vol.13〜」で上棟したことを書きましたが、
翌日はその作業の続きで、屋根に垂木を架け、垂木が既に架かっている場所には屋根の下地となる合板が張られています。
上棟の時には持井工務店の職人総出で手上げで作業していましたが、主要構造の柱や梁が組まれ上棟が終わり屋根の下地を張る作業なので、職人さんは少なめです。
屋根の下地が張られたことで、現場には日陰ができました!
今までは現場に日陰がなく、この酷暑で陽が当たる現場は非常に厳しい環境でした。
気温はどうしようもないですが、日陰ができることで体感温度は下がりますし、日陰にいて風が抜けることでより涼しく感じます。
なんの作業もせず、現場を見ている建築家でさえ暑く辛いなと思うのに、現場で作業している職人さんはもっと大変でしょう。
まぁ、屋根の上で作業している時は大変ですね。
一部まだ屋根の下地の合板が張られていない部分があります。
そこから入る光、現場の作業中に思いがけないところから入る光が好きです。
この光景も現場で好きな光景です。
できることなら屋根に光が入る天窓をつけたいなと、設計中によく思うのですが、なかなか実現できていない。
松戸の家4(FLAT HOUSE)に屋根がかかったことで、家の形がだいぶはっきりしてきました。
基本設計の段階で模型を作り形をイメージしていましたが、実際にできるとやはり圧巻です。
模型は実際の建物の1/100なので、現場の前に立つと、わかっていたつもりですがその大きさに驚きます。
ここに外壁が張られ、窓が取り付けられると、今度は内部のボリュームが出来上がってくるので楽しみです!
現場で屋根やさんと打ち合わせ
この日は屋根屋さんも現場に来ていたので、屋根屋さんと持井工務店と3社で打ち合わせをしました。
設計中に頭を悩ますのが屋根の納まりです。
屋根は風雨に晒されるので、どう雨を防ぎ、通気を確保し、シャープに納めるか、そのデザインに時間を費やします。
注文住宅なので1件1件形状が違いますし、家のデザインのコンセプトが違うため、見せ方が変わってきます。
屋根先はその家のデザインに大きく影響する場所だと考えているので、特に屋根先には注意をはらいます。
現場では、こちらのイメージを伝え、屋根屋さんの技術と擦り合わせ、どうやればより良いものができるかお互いアイデアを出し合います。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。
会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。
工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。
自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。