工事がスタート!
松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlog
千葉県松戸市で進んでいる松戸の家4(FLAT HOUSE)の現場工事がスタートしました!
敷地は、道路側が前面道路と同じ高さで、少し奥にいくと約1m弱上がっている段差のある敷地です。
そのため、敷地の道路側のアプローチから階段を上り、ポーチと玄関を作ります。
そのアプローチ部分には車や自転車を止められるように計画しました。
アプローチから玄関に上がる階段と、建物の基礎などとからむこともあり、コンクリートブロックを先行して現場が進んでいます。
現場は職人さんと話せる絶好の場所
現場に行くと、頭の中ではわかってはいるけど、気になっていることを職人さんに聞くようにしています。
コンクリートブロックの設計については、コンクリートブロックの設計基準があるため頭の中ではわかっています。
ただ、コンクリートブロックの工事は現場で滅多に見たりしないので、頭の中ではわかっているけど、質感がなんとなくぬけている感じがずっとしていました。
一番は、現場でもなかなか見ないコンクリートブロックの基礎について知りたかったので親方に色々と聞いてみました。
基礎の厚さは?基礎の幅は?コンクリートブロックの高さと基礎のバランスは?
敷地の周りに作るコンクリートブロックは、敷地境界ギリギリに作るので、基礎はL型になります。
そのL型の幅をどれくらいとるかなど、質問をしました。
すると、「設計事務所の中でも過剰なコンクリートブロックの設計をしているところがありますよ」とのこと。
安全面を考えれば過剰なことはいいことだと思います。過剰になればなるほど、安全性は高くなりますからね
しかし、過剰になればなるほど工事費は高くなり、その工事費はお客さんに跳ね返ってくるので適切な設計を心がけたいと日々考えています。
コンクリートブロックのベース(基礎)に鉄筋を組んでいるところ。
この日は暑く、職人さんも大変そうでした。
これからの季節は、蒸し暑くなるので、現場の職人さんにとっては辛い季節です。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。
会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。
工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。
自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。