松戸で建て替えのプロジェクトが始まる!
松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlog
長いこと打ち合わせを重ねてきた松戸の家4の現場がようやく動き出します!今回のプロジェクトは、千葉県松戸市にあるクライアントの実家の建て替え。
建築やインテリアが好きなクライアントで、コダワリが強く打ち合わせ期間が長くなってしまいました。その気持ちに応えるのは非常にエネルギーを要しますが、クライアントの夢とコストの狭間でお互い色々な提案を出し合い、ようやくここまで来ました!
解体作業の最初は、解体中の粉塵が周囲に飛び散らないように建物の周囲に養生用のシートを取り付けていきます。クライアントが育った建物。それを考えると、私の家ではないのになんか切ない気持ちになりました。
お疲れ様でした。
クライアントが育った建物が取り壊されてしまうことに、ちょっと寂しさを感じ、解体業者さんに断って中を見させていただきました。
古材を再利用したい!
まだ解体が始まったばかりでしたがちょうど2階の天井が剥がされていて、屋根の木組みが見えていました。
すると梁に一本の木が使われていたんです!今では、一本の木でこんなに大きな梁を使おうとするとコストがかかり、なかなかできません。ほとんどが集成材となってしまいます。そのため、とっても貴重でできればこの大きな梁を再利用したい。
再利用したい。
しかし、こんなに大きな梁を保管できるスペースがないため、諦めるしかない。事務所の近くに広い倉庫でも借りて、このような木材を保管できる場所が欲しい!そこで、古材を再利用して家具を作れたらいいなとずっと考えています。
さらに、そんな物作りの場所を眺めれるカフェがあったらいいなと、ずっと考えています。
いつかは、そんな空間を作りたい!
松戸の家4(FLAT HOUSE)の由来
クライアントの夢は平屋で、段差のない家に住むことでした。ただ、打ち合わせを重ねていくと収納量が足りないことや、お子さんが生まれることなど、当初の予定とは状況が変わってきたこともあり、一部2階建てを提案。
私も松戸という場所で平屋の家を設計したかったので、極力平屋に見えるようにはどうすればいいかを考えました。そこで、前の道路から一番見えづらい奥側に一部2階をつくることにし、極力目立たないようにするため、その2階の床の高さを低くする必要があり、2階の下の1階部分を、1階の床よりも低い位置に床をつくることにしました。
完全な平屋( FLAT HOUSE)にはできませんでしたが、名前にはクライアントと弊社の想いがこもっています。
今回タッグを組んだ工務店、株式会社 持井工務店。
松戸の家4で一緒に仕事をさせていただいているのは、千葉県船橋市に会社を構える「株式会社持井工務店」さんです。
会社の設立は昭和43年ですが、創業は大正13年と老舗の工務店。工場を見学させていただきましたが、木に対する思いを感じ、さらに自社で大工を抱え職人の育成もされている工務店。自社設計施工をしながら、設計事務所とも多く仕事をされているので、経験・知識・引き出しが豊富な工務店です。
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