千葉県我孫子市のマンションでリノベーションプロジェクトの解体工事が進んでいます
千葉県我孫子市でマンションの1室をリノベーションするプロジェクトの解体工事が始まりました。このリノベーションプロジェクトは、建て主から物件の購入前から相談があり、大手リノベーション会社2社と競合する中で弊社を選んでいただいたプロジェクトです。
詳しくは以前のBlogを読んでみてください。
「千葉県我孫子市で新たなプロジェクトが始まります!〜我孫子の家1(路地裏のある家) Project Vol.01〜」
建て主は、弊社が設計を手がけさせていただいた、千葉県松戸市の新松戸にあるシャンボール新松戸の「松戸の家2(無垢な賃貸)」を見て興味を持ってくれて、こちらは賃貸だけど杉の無垢フローリングを使っており、無垢な感じが好きで、弊社に問い合わせがありました。
マンションリノベーションの解体現場の様子
解体ががだいぶ進み、計画案に近い壁の仕切りになってきました。前回のBlogを見ていただくと解体の状況の違いがわかると思います。
「リノベーションプロジェクトの解体工事〜我孫子の家1(路地裏のある家) Project Vol.02〜」

キッチンの部分は廊下の壁があったのですが、その壁を壊し、玄関から入っても狭く感じないようにします。

上の写真で左側が洗面ペースとなり、右側がキッチン、正面がリビングになります。

上の写真は元々ユニットバスがあった場所です。水回りを変更すると配管経路により他の場所に影響するため、今回は水回りスペースは変更しません。ただ、ユニットバスは要らないということなのでお風呂スペースを小さくし、収納スペースを確保することにしました。
下の写真は、既存の壁に下地を打ってもらっています。理由は、既存の壁の上に断熱材を入れて熱橋をなくし結露対策としています。

下のリビングと廊下・キッチンの間の壁もコンクリートの壁なので、壊すことができません。

リビングの隣に部屋があったのですが、その壁は壊すことができたので広いリビングダイニングとします。

今回共に仕事をする工務店は、株式会社助川工務店
我孫子の家1(路地裏のある家)で一緒に仕事をさせていただくのは、千葉県柏市に会社を構える「株式会社助川工務店」さんです。
株式会社助川工務店さんは、明治二十年(1887年)創業の老舗の工務店で、助川工務店さんとの仕事は、今回で3件目。
初めての仕事は、千葉県松戸市の「松戸の家3(ゲルのある家)」の新築住宅。
2件目は、こちらも千葉県松戸市で設計をさせていただいた診療所のリノベーションプロジェクト、「松戸の診療所(無垢な診療所)」です。
木、木造に精通していて、寺社仏閣を手掛ける技術がある職人さんをかかえており、現場の管理などもしっかりしているので、安心して仕事をお願いができる工務店さんです。独立してまもない設計事務所が、創業100年を超える工務店と仕事を一緒にさせてもらっており、巡り合わせに感謝する今日この頃。