植栽工事がスタート
新築住宅のプロジェクトが進んでいる愛知県名古屋市の現場では、外構工事が一段落し、これから植栽工事が始まります。外構工事のコンクリート土間の打設が終わったので、植栽屋さんに入ってもらい植栽工事がスタートしました。
そのため、現場に着くとコンクリートの土間が汚れないように養生がしてありました。敷地が旗竿敷地でアプローチが長く、建築工事もそうでしたが養生から材料の搬入が大変な現場ではあります。
建物の周りに砕石を敷き詰めるための土の高さの調整から、植栽を植えるための土の調整のための工事が敷地の奥から始まりました。前回の記事で依頼した”お庭の”設計事務所の紹介をと伝えていましたが、植栽工事が終わった時点でご紹介したいと思っています。
高台に建築を計画するためにできること
名古屋の家１（対峙しない家）の敷地は高台にあり、基本設計を始める前にこの敷地に住宅を設計するのであれば見晴らしがいい住宅にしたいと考えていました。
その始まりについてはこちらの記事でどうぞ。
「愛知県名古屋市で新築住宅のプロジェクトが始まる～名古屋の家１(対峙しない家)Project Vol.01～」
敷地が高台で擁壁に囲まれた場所だったので、名古屋市役所に確認するために名古屋に行った時は敷地を訪れ、この擁壁に登り、ここからどう見えるのか、２階からどのように見えるのか考えながら設計を始めました。
「愛知県名古屋市の新築住宅のプロジェクトが正式に始まる〜名古屋の家１(対峙しない家)Project Vol.02〜」
敷地から見える風景を夜も見てみたいと思い、暗くなった時間帯で敷地を訪ね上記の擁壁に登り街の明かりを確かました。
「愛知県名古屋市の新築住宅で窓の配置を検討〜名古屋の家１(対峙しない家)Project Vol.03〜」
この擁壁からの眺望が決め手となって２階リビングであるべきだと確信して設計をすることができました。
「高低差の敷地に囲まれた計画地～名古屋の家１(対峙しない家) Project Vol.05～」
周辺の建物の高さなども測りながら、２階の床の高さを確認し、この眺望からリビングを２階にした場合にどのように見えるか想像して設計をしていました。
そして実現したのがこの光景です。バルコニーの腰壁で周辺の住宅からの視線は遮り、開けた方に視線を誘導することで開放感のある空間を設計しました。２階からの眺望の他の写真は弊社のSNSや大畠個人のSNSでもアップしているので、ぜひSNSもチェックしてみてください。
弊社と大畠個人のSNSのリンクは、記事の下に載せているのでそちらからお願いします。
オープンハウス（内覧会）を開催します
建主のご厚意でオープンハウス（内覧会）を開催させていただきます。このプロジェクトでは仕上げ材に無垢材や全館空調を採用し、長期優良住宅として設計していますが伸びやかな空間になっているので、是非この空間を体験していただきたいと思います。オープンハウス（内覧会）は施工を担当してくれた株式会社ザイソウハウスさんと共同開催し、名古屋市内の工務店さんをご紹介できるので、名古屋市内で家づくりを考えている方がいらっしゃったらいい機会だと思います。
「オープンハウス(内覧会)のお知らせ～名古屋の家１(対峙しない家) Project～」
今回の家づくりのパートナーは株式会社ザイソウハウス
株式会社ザイソウハウスさんについては、下記の記事で紹介していますのでこちらをどうぞ。
「走行距離1400kmの出張〜名古屋の家１(対峙しない家) Project Vol.07〜」
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