建主がイメージするカフェ、senkiya
前回のBlogで書いた中古住宅を住宅兼カフェにしたいというプロジェクトは、あのあと購入の方向で話が進むということで、依頼主がイメージしているカフェに依頼主と一緒に行ってきました。
「中古住宅の現場調査〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.01〜」
senkiyaさんは埼玉県川口市にある古い家屋をリノベーションしたカフェです。オーナーの家業である植木屋「千木屋」をsenkiyaにして、広い敷地には雑貨屋さんや焙煎所がありました。
senkiyaの入口を入ると吹き抜け空間があり、古い建具と古い階段があります。階段ホールには高いところに窓があり、明るい階段ホールになっていました。外観からは想像できなかった空間です。
内部は、以前の建物のイメージを残してリノベーションしていました。
中央の客席の上には吹き抜けがあり、2階の雰囲気が望めます。厨房と客席の間には古い家具を重ねて棚を作っていました。
上の写真の奥の柱がでこぼこしているのがわかりますか。下の写真の右に写っているでこぼこの柱です。この柱、どこかで見覚えがありませんか。和室にある床柱です。その床柱を残し、デザインの1つにしていました。
家は広く、古い家具で天板を作ったテーブルと古い椅子で形成されている客席が、あちらこちらにありました。下の写真の机とテーブルはおそらく図工室で使われていたものだと思います。そのテーブルを照らす古い照明も雰囲気がありました。
お店全体の写真。
厨房の横には、何かを漬けている瓶と水出しコーヒーの器具が置いてあり、これすらインテリアになっています。この水出しコーヒーの器具はかっこいいので、カフェのインテリアに最適です。
senkiyaに到着してすぐカフェスペースに入ってしまったので、食事が終わったら2階を見学しました。
2階には本屋になっており、古い下駄箱みたいなものを再活用して本棚としていました。
2階から吹抜を介して1階の見下ろし。2階から吹抜けを見て、この吹抜けは元々合ったものではなく、おそらく床を抜いて作ったものなのかなと思いました。
階段ホールの見下ろし。階段ホールの正面のガラスブロックの明かり窓と、階段ホールを照らすインダストリアルな大きめのペンダントライトが印象に残っています。
カフェの客席から見えたテラス席は、春や秋には気持ちがいい席だと思います。
senkiyaの敷地内
senkiyaの敷地には、雑貨屋さんや工房、倉庫などがあります。
上の写真の右側にモルタルのグレーの壁が見えると思いますが、そこは皮小物などを扱うJOURNEYというお店。
左の車庫をリノベーションしたような建物が焙煎所。右側がオーダーメイドのアクセサリーショップ。広い敷地の中に雰囲気のある建物が点在し、お店があるsenkiyaさんは全体でお互いを高め合っている素晴らしい場所でした。
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