2007年3月6日 スペイン/バルセロナ6日目
バルセロナに滞在して6日目。
天気は晴れ時々曇り。
この日撮影したのは、327枚。
使ったお金は、€6.44。
今日は今までで一番眠れたと思うが、まだ熟睡できてない気がする。
曇りだったせいか、肌寒かったな。
今日は、ガウディ三昧の日。
街を歩いて移動していると、持ち歩いてる本には載っていない建築が面白く、とっても参考になった。
Parc Guell(グエル公園)
設計は Antonio Gaudi(アントニオ・ガウディ)
建設年は、1900年〜14年

バルセロナの中心部から北に向かうとモンターニャ・ペラダという斜面がある。モンターニャ・ペラダは禿げ山という意味で、ここに、E.グエルとガウディが住宅地計画を構想したが未完成で終わり、現在は市の公園になっている。
広大な敷地には、2つのパビリオン、大階段、86本のドリス式列柱が並ぶホール、その上のギリシア劇場と波打つ施釉タイルのベンチ、有機的な形態の高架橋や遊歩道などがあり、人工物でありながら自然との対比と調和がみられる。
(参照:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
ここでもっとも印象的だったのは、うねった洞窟のような通路など。
海の波の中にいるような形態は平衡感覚が乱れる印象があった。






(参照:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
Biblioteca Jaume Fuster ((ハウメ・フステル図書館)
設計は Josep Llinas Carmona(ジョセップ・リナス)
建設年は、2006年

グエル公園からテレジア学院に向かう途中で見つけた、ボリュームが重なるような現代建築。

Colegio de Santa Teresa de Jesus(テレジア学院)
設計は Antonio Gaudi(アントニオ・ガウディ)
建設年は、1888年〜90年


聖テレサを信奉する女子修道院学校。
修道院だからなのか、窓が小さく、閉鎖的な建物ように見えるが、縦長の窓やパラペット部の天に伸びる装飾、その装飾が連続することで、想像していた修道院とは違った華やかさがあった。

(参照:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
Jardins de la Vila Cecilia(ヴィラ・セシリア公園)
設計は ラペーニャ&エリアス・トーレス

公園の中にあるアート。
こういった公園が街中にあるだけで、街の印象がよくなる気がする。
おそらく、この公園を綺麗にするのに税金が使われると言われるような気がするが、こういった公園が街にあり、街の雰囲気が豊かになれば、その街に住みたいと思う人が増えるのではないだろうか。

Pabellones Guell(グエル別邸)
設計は Antonio Gaudi(アントニオ・ガウディ)
建設年は、1884年〜87年

グエル公園でも見たような建物が目印のグエル別邸。

間近で扉を見ると、鍛鉄で作られた竜の精巧さに驚く。
圧倒的な迫力。
中央にこの竜の門があり、右側に厩舎棟、左側に門衛棟で構成されている。
それにしても、門の前の縦列駐車が、どのよう駐車したのかが気になる。
(参照:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
Puerta cerca fina Miralles(ミラリェス別邸の門)
設計は Antonio Gaudi(アントニオ・ガウディ)
建設年は、1901年〜02年
出版業者、E.ミラリェス邸の門と扉。
中央の広い部分は馬車用の出入り口で、その右側にある鉄扉の小さな入り口は歩行者用。

こういった有機的なデザインは自分にはできない気がするけど、曲線があることでその場が柔らかくなる気がする。

(参照:世界の建築・街並みガイド1フランス/スペイン/ポルトガル)
Grand Tourに出た理由
なぜ、ヨーロッパの建築を見て回る旅、Grand Tourに出たか。
その理由は、こちらのブログに書いたので読んでみてください。