山のこと・林業のことを知りたくて間伐体験
昔は木を伐採すること、木を使うことが悪いと言われていました。
環境破壊だと。
それはもう昔のことで、今は、木を適正に伐採し、木材を活用し、また植樹するという循環が大切になっています。
そのような循環に必要な作業とし「間伐」があります。
間伐とは、過密になった森の中で木材として育てるために、生育が悪いものなどを間引く作業のことを間伐と言います。
この間伐が適切に行われていないのが、今の日本の山の状態です。
そうすると、鬱蒼とした暗い森になり、木が細く育ち、倒木する可能性が高くなります。また、日陰が増えて土の栄養がなくなり、木の生育が遅くなったりします。
そのため、手を加えた人工林では、間伐が必要になります。
FUJIMOCK FESの間伐体験
FUJIMOCK FESとは、木の伐採からものづくりを考えるイベントで、間伐材の伐採から素材加工までの一連の体験できるプログラムです。
木の伐採から、その伐採をした木材を持ち帰り乾燥させ、鎌倉で来年加工するワークショップに無料で参加できるプログラムで、間伐を実際に体験したいのと、山のこと・日本の林業のことを知りたくて、間伐体験に参加してきました。
間伐の講師は、浜松・天竜の木とともに生きる森林所有者、林業、製材業、工務店、大工といった木材流通に携わる若者が集まった任意の団の「TENKOMORI」さん。
最初は、講師が伐採方法を見せてくれました。
木を倒したい方向にチェーンソーで切り込みを入れます。
この切り込みを「受け口」と言います。
次に受け口の反対方向にも切り込みを入れます。
この切り込みを「追い口」といい、その受け口に楔を打ち込むことで、伐倒します。
いよいよ間伐体験。
参加者はチェーンソーを扱えないので、ノコギリで受け口を作ります。
その受け口側に、お遊びで顔を描いてくれました。
大変な作業の中、こうゆう楽しいことを取り入れるのは大切ですね。
次は、追い口を作らず、縄をかけての伐倒体験。
最初は木の下の方に縄をかけ、そこから反動で縄を上げていきます。
縄が上まで上がったら、みんなで引張て伐倒です。
伐倒した切り株。
伐倒した木を細くして丸太を作り、そこにチェーンソーで切り込みを入れて、即席の焚き火台を作ってくれました。
ホールアース自然学校によるレクチャー
間伐体験の他に、森のことをホールアース自然学校のスタッフにレクチャーしてもらいました。
森の中で実際に聞く、森のこと。
森の中で聞く森のことは、五感で感じながら知識を得れるので、とっても勉強になりました。
翌日は美しい日本の風景を見学
間伐体験のために静岡に訪れたのですが、せっかく静岡まで行ったので、静岡に住んでいる友達に会ってきました。
その記事はこちら
「静岡の山葵(わさび)と左官壁」
Blogでは載せきれない写真をSNSにのせています
弊社設計事務所のInstagramでは、現場や今までの事例などをアップしているので、こちらも是非覗いてみてください!
Instagram:@ryojiohataarchitect_official
Facebookをやっている方はこちらから
Facebookではリンクが貼れるので、オープンハウスやイベント情報を載せることが多いです。
Facebbok:@大畠稜司建築設計事務所
大畠個人のInstagramでは、旅やカフェ、アートの写真やBlogに載せきれない写真を随時アップしているので、こちらも是非覗いてみてください。
Instagram:@ryojiarchi
Facebookをやっている方はこちらから
Facebook:@大畠稜司
是非、個人も設計事務所のアカウントもフォロー、いいねをしていただいて、情報をシェアしてください!
よろしくお願い致します!!