6年ぶりの旭川
旭川上空から景色。
6年前は真冬に来たのでこの景色を見ることができなかったけど、上空から旭川周辺を見ると、
人が住む場所、農業をする場所、林業をする場所がはっきりしていて面白いなと思いました。
距離感がわからないですけどね(苦笑)
6年前の旭川の記事
ペーパーウッドを訪ねて、旭川1日目
ペーパーウッドを訪ねて、旭川2日目
ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2018〜木工所見学〜
家具に興味があるのと、国産材の活用などを考えていた私が、今回、旭川に来たのは、 ASAHIKAWA DESIGN WEEKに参加している株式会社カンディハウス(CONDE HOUSE)で働いている友人が誘ってくれたからです。 ASAHIKAWA DESIGN WEEKは、今回で4回目となる毎年行われているデザインの祭典で、 旭川家具工業協同組合、旭川市、旭川商工会議所が主催となり、旭川市周辺の地域、東川町、東神楽町に工房を構える45の工房が参加し、 自分たちの工房をオープンにして、工場・工房見学ができる物作りの現場を実際に目にすることができるのです。 また、その他にもトークイベントや国産家具サミットなどのいろいろなイベントが行われています。
*ASAHIKAWA DESIGN WEEKより
01.もっと知ってもらう事が大切
02.自信があるから箱が大切
03.北海道が大切
04.じっくり売れる事が大切
05.誇りあるものづくりた大切
06.使い続けたい生活道具が大切
07.触りたくなる気持ちが大切
08.大雪木工が大切
09.素材に工夫を凝らすことが大切
10.創意工夫が大切
11.安心安全が大切
12.大切にしたい思いが大切
13.作り続ける事が大切
14.自分たちらしさが大切
素敵な言葉です。
この中では、私が日々特に考えていることを順番にすると、07→05→06→04→13でしょうか。
大雪木工さんでは、突き板を作っており、その突き板の技術を使って面白い取り組みをしていました。
突き板とは、丸太を大根のかつら剥きのように薄く剥いていくロータリー加工と
原木をスライスして加工し、板目と柾目の二種類の木目をとるスライサー加工があります。
その薄さは、0.2mmと0.6mmです。
よく問題になるのが、突き板と化粧シートです。
突き板は、本物の木から加工して取った薄い木を合板にはり、天然木の化粧合板になります。
化粧シートは、その天然木の化粧合板を模して印刷したシートです。
突き板と化粧シートの話をすると長くなるので、今回はやめておきますが、できれば突き板を選択してほしいと思っています。
その突き板を作る大雪木工さんは、今回のASAHIKAWA DESIGN WEEKのために、アルミホイルやジーパン、写真など
あらゆる素材を貼り付けた合板を展示していました。
旭川駅
大雪木工さんを見学したあとは、ADW乗り合いシャトルタクシーでホテルに向かい、チェックインしたあと、 カンディハウス(CONDE HOUSE)の友人と待ち合わせしている旭川駅に行きました。
駅前の広場が完成していて、綺麗な駅前広場ができあがっていました。
6年前はというと、
このように柵などがあり、移動にも不便だったんですけど、綺麗にできあがった旭川駅前広場を見れてよかったです。
内部は、道産材のタモ材をふんだんに使った気持ちのいい空間が広がっていました。
駅の向こう側には、テラス席や芝生があり、駅が気持ちよく人が集まる公の場として機能しています。