外壁材の塗装
事務所近くの石材店、うめ家さんの建て替え工事が進んでいます。現場の裏手には、外壁材に張る板材の裏側まで塗装してもらい、乾かしている状態でした。既に外部では下記の写真と同じように塗装してもらっているので、その塗装された部分にこの板張りが張られた時が楽しみです。
断熱材に採用したSTEICO zell(シュタイコゼル)
前回のBlogで少し触れましたが、今回は木繊維断熱材のSTEICO(シュタイコ)を採用します。
「解体前に取り外した欄間や床柱が取付けられる〜うめ家石材店建て替えProject Vol.12〜」
木繊維断熱材のSTEICO(シュタイコ)は、木繊維を板状にしたSTEICO duo dry(シュタイコデュオドライ)を増築のプロジェクト、「松戸の家5」で採用し、この吹き込みのSTEICO zell(シュタイコゼル)は初めて採用します。
「上棟と今回初めて採用した木繊維断熱材のシュタイコ〜松戸の家5(増築の家)Project Vol.07〜」
STEICO zell(シュタイコゼル)が現場に納品された状態。
木繊維がまとまった状態で納品され、手でほぐしながら吹き込みの機械に投入していきます。
ほぐしながら吹き込みの機械に入れるということもあり、作業は2人で作業されてました。
1人が木繊維をほぐしながら木繊維を機械に投入し、厚みを考えながらもう1人が吹き込みます。
吹き込む前にシートを貼っておき、そこに穴を開けて吹き込んでいきます。
今回は初めてSTEICO zell(シュタイコゼル)を採用したということもあり、吹き込んでくれた職人さんがわざわざシートを破って、吹き込んだ状態を見せてくれました。
さらにその吹き込んだSTEICO zell(シュタイコゼル)の下の方を手で掻き出してくれました。
すると残った上の部分は重力で落ちると思ったのですが、綺麗に吹き込まれた状態だと沈下しないということです。さらに、コンセントの裏側まで吹き込まれており、断熱性もさることながら気密性もしっかりしているなと実感しました。
単に吹き込めばいいというわけではなく吹き込みすぎるとシートが膨れてしまってボードを張ることができませんし、上手に吹き込まないと沈下してしまいますし、狭いところまで吹き込むことができないそうです。
今回吹き込んでくれた方、堀部安嗣さんの建築でもSTEICO zell(シュタイコゼル)の施工をされているCFSスタイル株式会社の島崎さんに吹き込んでもらいました。
木繊維断熱材のSTEICOシュタイコ
栃木や神奈川に足を運びSTEICO zell(シュタイコゼル)が施行された建築を実際に体験してきましたが、私の実感としては、断熱性、蓄熱性、吸音性、調整性などが優れているなと感じました。包まれているという実感がし、私自身の家を建てる時にはSTEICO zell(シュタイコゼル)を採用したいなと思っていたので、このSTEICO zell(シュタイコゼル)を勧めるようにしています。
STEICO(シュタイコ)については、下記のBlogでまとめていますが、
「再生可能な木繊維断熱材STEICO(シュタイコ)」
この木繊維断熱材STEICO zell(シュタイコゼル)についても勉強しながらまとめたいと考えています。
現在うめ家さんはお隣のONDA CONVENIENCE STOREで営業しているので、うめ家さんに御用のある方は、赤い郵便ポストと青い看板が目印のONDA CONVENIENCE STOREをお尋ねください。
今回の空間づくりのパートナーは株式会社中野工務店
今回一緒に建築づくりをしていただく工務店さんは、同じ千葉県の工務店、株式会社中野工務店さんにお願いしました。
中野工務店さんは、昭和34年(1959年)創業の工務店で、中野工務店さんのことはおそらく独立する前から知っていて、デザイン性が高く、技術が素晴らしいため、いつかは中野工務店さんと一緒に仕事をしたいと思っていた工務店さんです。中野工務店さんとは以前、ヴィンテージ家具のお店の倉庫とショールームのリノベーションで一緒に仕事をさせていただきました。新築工事でも一緒に仕事をさせていただきたいと考えていたので、今回お声掛けしました。
中野工務店さんは数多くの設計事務所とも一緒に仕事をしており、さらに自社でも設計している、技術・デザイン・知識が豊富で、数多くの賞を受賞している工務店さんです。
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