コーヒーを飲みながらアート鑑賞ができる場所を考え始めた2012年
2011年の震災をきっかけに、単に建築のデザインだけではなく、ハード(建築)とソフト(コミュニティ)のあり方を考えるようになりました。
今まで考えなかったソフトのことを考えるようになったきっかけは、震災直後に何もできなき歯痒さから都内の講座に通い始め、日本の社会問題や地域で起きている課題、その地域で活動している人たちのことなど、多くのことを学ぶようになり、そのことがきっかけでコミュニティや人が集まる場を考えるようになりました。
そこで知った社会問題の1つが、空き家や空きテナントの増加です。
恥ずかしながら、それまで日本が多くの社会問題を抱えていることを知りませんでした。
そこで、それならば空き家や空きテントを活用する方法として自分にはどんなことができるだろうと考え、もちろん建築のデザインはできますが、ソフトの部分で考えたのがスターバックスで働いてた経験から「カフェ」という空間に好きな「アート」をプラスした「場」を創ることができないだろうかと、考えていました。
建築を学び始めてから美術館という建築を観に行くようになり、少しずつアートに興味を持っていたので、コーヒーを飲みながらゆっくりアートが鑑賞でき、展示物が変わることでその場の雰囲気が変わるような「場」を創りたいと、2012年に考えていたのです。
2012年から6年越しの実現
2012年から考えいていた「人が集まる場」を事務所の並びに2016年に創った「One Table」。
2016年にOpenしたOne Tableでは、曜日毎に違う店主が営業する変わった形態をとっており、各曜日のお客さん(コミュニティ)がシャッフルされればいいなと考え試行錯誤しています。
その1つが、現在開催している展示会です!
12月15日〜12月28日の間で、布と糸の創作家、aYaさんのブランド、Spiral Worksの布小物展を開催しています!
詳しくは、One TableのBlogに書いてあるので、そちらをのぞいてみてください!
「Spiral Worksの布小物展を開催中!」
即時販売もしているので、コーヒーを飲みながら手にとって見てもらい、気に入ったものは購入できます!
今までに開催したアート展
これまでに金曜日のお店、coffret d'amourのあいちゃんのネットワークと尽力で、これまでに2回展示会を開催しました!
第1回目は、10/6〜26に、銀座の画廊で個展を開催したり国展にも出展している宮岡瞳さんの個展を開催。
白い壁にカラフルな抽象画が加わることで、お店の雰囲気が変わり、華やかなOne Tableになりました。
そして、第2回目は、11月17日〜25日に、わんことニャンコの絵を中心にした松田亜弓さんの個展を開催しました!
松田さんの絵はポップでかわいい犬や猫の絵が中心で、とっても明るく気持ちが和む空間になったと思います。
アートは生活に絶対に必要なものではないかもしれません。
でも、アート作品があることで、少なからず気持ちに変化が生まれると思うのです。
その変化を大切にして欲しいなと思っています。
One Tableを立ち上げるまでに考えていたこと
人が集まる場でつながりをつくる
One Table Project
One Tableを立ち上げるまで考えていたこと
千葉県松戸市の八柱のさくら通り沿いでOne Table Projectが始動!! 〜One Table Project Vol.01〜
One TableのインタビューBlog
One Tableについて取材してもらいました!