限られたスペースの事務所の間取り
事務所の間取りをどうするか、この1ヶ月間ずっと考えていました。
特徴的な正面の窓ガラス。
その外に広がる緑。
春にはさくらが満開になり、事務所にいても花見ができるようにしたい。そうなると正面の白いフードは不要になるので、これは取り除こう。
中の間取りは、道路側の入り口はガラスの扉で開放的なので、そこに打ち合わせスペースを設け、中央に私のデスク、奥に本棚や備品関係をしまう収納スペースにすることにし、さらに事務所の中を回遊できるようにすることにしました。
広さは約12坪ほどの狭いオフィスのため、そこまで悩まずに間取りを作り上げることができました。
問題はここからです。
セルフリノベーションが試せるいい機会なので、事務所内装を自分で作ることにしているため、まずは道具など何が必要なのか近くのホームセンターにいき、材料を確認しに行きました。
DIYをするのに色々揃っている近所のホームセンター
事務所の近くにはユニディとD2というホームセンターがあります。
本格的なDIYは初めてのため、それぞれのホームセンターに行って、必要となる道具を確認してきました。
DIYで大切な養生。
養生をちゃんとやらないと汚れますし、塗装をするときには養生をしっかりしておけば塗装作業が楽にできるため、養生はとっても大切です。
マスカーとは養生をするためのビニールシートで、これには幅が色々あります。
55cm、110cm、180cm、210cmの幅など。
ビックリしたのがマスキングテープの種類の多さです。今まで気にしたことがなかったのですが、マスキングテープにはこれほどの種類があります。
1つのタイプにサイズ違いがあるのは知っていましたが、テープを貼るシーンや相手によって選ぶ種類が違うようです。
建築塗装用、シーリング用、インテリア用、車両塗装用、文具・雑貨(ラッピング)用など、使うシーンで選ぶ必要があります。
マスキングテープと同じで、種類が多いのが刷毛とローラーでした。
こららも塗るものなどによって種類が変わり、刷毛は同じ用途で使うものでも価格が安いものと高いものがあります。
言うまでもなく、高価な刷毛は柔らかくて塗りやすそうです。
ローラーの先のスポンジの部分をローラーハンドルと言い、こちらもサイズや種類があり、塗る塗料や塗る相手によって種類を使い分けます。
上の写真の下の方にある白いバケツみたいなものが塗料を入れる容器で、バケツの中にこの白いバケツを入れて使えば、汚れても使い捨てることができるので便利です。
今回の事務所では、窓際の打ち合わせスペースには石を貼り土足のまま打ち合わせができるようにしますが、自分が作業するデスクスペースには杉の無垢材のフローリングを貼ることにしており、そのフローリーングの下はコンクリートの土間のため、断熱材を入れることにしています。
その断熱材もホームセンターにあったので、フローリングを張る下地の高さなどを考え断熱材の厚さを検討しました。
今回使う断熱材はスタイロフォームという押出法ポリスチレンフォームで、軽くて加工がしやすく、断熱性能が高い断熱材です。
住宅ではよくグラスウールという断熱材を使っています。
ただ、今回は床下の浅い部分に断熱材を入れるので、グラスウールは使いません。
壁の仕上げは、以前から気になっていた自然塗料を塗りたいと思っていたので、その下地処理をしなければいけません。
現在は石膏ボードが貼られているので、ここの上に下地用のクロスを貼り、その上に自然塗料を塗ることにしています。
その下地用クロスを下準備として、石膏ボードの繋ぎ目とビスの部分にパテを塗り、壁をフラットにします、
そのパテも最終の仕上げがクロスなのか、ペンキなのかでもパテの種類が変わりますし、パテを塗った後は痩せるのでパテに下塗用や上塗用などの種類があります。
その中で見つけたのが、便利そうなタイガーパテです。
これはクロス用のパテで、便利なのが上・下塗兼用で使えるパテというところです。上・下塗兼用であれば、1つのパテで全てが塗れます。
袋の裏側いは使用方法がちゃんと書いてあり、タイガーパテ4kgに対し、水は2.0〜2.5Lの割合で混ぜ合わせて均一なペーストにして塗ります。
このパテを塗る前に、ひび割れ防止としてタイガーファイバーテープを石膏ボードの繋ぎ目に貼ります。これを貼ることでひび割れが起きにくくなります。しかしこのテープはメッシュ構造になっているため、このテープを上から塗りつぶすためにも先ほどのパテが必要になります。
パテを塗るものがヘラです。
ヘラもゴムのものからプラスチックのもの、プラスチックでもよくしなるものなど、こちらも色々種類があります。
床を作る木材も色々サイズがあるので、ホームセンターで材料は全て揃いそうです。
角材以外にもカウンター材となる集成材のサイズや種類が揃っているので、この材料があれば本棚を作ることもできそうです。
一番悩んだのが、ミニキッチンの下の床材です。
水回りということと、換気扇がついていないので湿気るだろうなと思ったので、水回りの下は無垢フローリングではない耐水性のある材料を考えていました。また、無垢フローリングとも高さを合わせたかったので、高さがあう材料を探していたところ、ガーデニング用のインターロッキングにちょうどいい高さがあったので、これを敷き並べることにしました。
Blogでは載せきれない写真をSNSにのせています
弊社設計事務所のInstagramでは、現場や今までの事例などをアップしているので、こちらも是非覗いてみてください!
Instagram:@ryojiohataarchitect_official
Facebookをやっている方はこちらから
Facebookではリンクが貼れるので、オープンハウスやイベント情報を載せることが多いです。
Facebbok:@大畠稜司建築設計事務所
大畠個人のInstagramでは、旅やカフェ、アートの写真やBlogに載せきれない写真を随時アップしているので、こちらも是非覗いてみてください。
Instagram:@ryojiarchi
Facebookをやっている方はこちらから
Facebook:@大畠稜司
是非、個人も設計事務所のアカウントもフォロー、いいねをしていただいて、情報をシェアしてください!
よろしくお願い致します!!