名古屋の次は、岐阜県大垣市に移動
名古屋で工務店と建主との打ち合わせがが終わり、岐阜県大垣市に向かいました。名古屋の現場の打合せについては、こちら。
「省エネ対応の吹付断熱材〜名古屋の家1(対峙しない家) Project Vol.16〜」
今回、名古屋の現場の後に岐阜県の大垣市を訪れた理由は、去年の12月に訪れた神戸YMCAが運営している余島のキャンプ場のキャビンにエネルギーの1つとして薪を使ったボイラーが導入できるか確認するために行ってきました。
余島のキャビンを見に行ったのが去年の12月。あれから半年経っていることに驚いています。
このボイラーは給湯器のようになっており、その熱源として薪を使うことができるというもので、この会社を知った理由は、以前通っていた講座で知り合った親友が務めているということから知りました。
「2011年の震災後に通った“ふるさとという最前線”という講座」
“森の仲間たち”の薪を使ったボイラー
岐阜県大垣市には名古屋から高速を使わずにあえて一般道で入りました。木曽川に並ぶ水門?みたいなものがスターウォーズのAT-ATウォーカーのようで写真を撮りたかったけど、止まるタイミングを逸して写真が取れず。
翌朝は、ホテルで朝食を食べず、ホテルの近くでモーニング。その量と価格が見合ってないような気がしたのと、大垣市の山中で食べたピザが絶品で、食の話は別の記事にしようと思います。
ホテルは大垣駅の近くのホテルに泊まりましたが、車で30分もしないうちにこの風景。夏は暑そうだけど、山と街の距離が近く、川は綺麗で、初めての大垣市ですが、気になっています。
ここがふるさとという最前線でお世話になった親友の奥谷さんが働く会社。
森の仲間たち。
ちなみに代表は森さんです。
事務所の中は床も壁も板張りで、うちの事務所のように気持ちが良さそうな場所。ここで目についたのが打ち合わせテーブルにあった椅子です。奥の椅子が気になりよく調べると、マルニ木工さんの「HIROSHIMA」。この椅子は欲しい椅子の1つなので、すぐに座ってしまいました。マルニ木工さんにつては、「CONDE HOUSE(カンディハウス)の家具」という記事の中で、好きな家具メーカーの1つに挙げていた家具屋さん。
この森の仲間たちの会社で神戸YMCAの方達と合流して、早速、薪ボイラーの説明を受けましたが、最初に薪ボイラーを作る想いを話していただきました。
私も独立から環境のこと、日本の山のこと、自然のことを記事にまとめてきましたが、その想いが一緒だから久しぶりに奥谷さんに連絡しても、今回の視察を引き受けてくれたのかなと思っています。
日本の山のことを考えると、わざわざガスを使わずにエネルギーを自給自足できた方がいいのではないかとも考えています。首都圏にいると薪の問題、煙の問題などもあるので難しいかもしれませんが、中山間地域にいけばエネルギーはたくさんあります。ただ、建築現場にいくと、あれもこれもエネルギーになるなというものがゴミに出されているので、もったいないなと思っています。
これが薪を使えるボイラー。薪ストーブがボイラーになったと思ってもらえればいいかもしれません。
森の仲間たちの代表の森さんからの説明。こちらが貯湯タンク。
左が親友の奥谷さんで、その隣が神戸YMCAの阪田さんと神戸YMCAの方達。
こちらはファンを使わない試作機。
薪ボイラーと貯湯タンクのイメージは下記のイラスト。
薪ボイラーとガス給湯器を併用することもできますし、既存の建築にも床暖房や給湯として使えます。薪ボイラーの説明を一通りしていただいた後は、実際に既存の住宅に薪ボイラーを導入した事例などを見学させていただきました。
こちらは奥谷さんの家。家の横にボイラーを納める小屋を作り、そこで運転しています。
薪ボイラーの着火用の枝葉や紙があります。
普段使っているのは、パレットの端材だそうです。
このような小屋で、給湯や床暖房のための薪ボイラーを使っています。小屋の軸組は大工さんに作ってもらい、そのほかはDIYで作ったそうです。
次は、近くの大工さんのお宅。
こちらは、森の仲間さんが初めて納品した業務用のボイラー。大工さんなので木材をたくさん扱いますし、家も大きいので、そうゆう方には業務用がいいかもしれません。
最後に、一番最初のイラストにあった木の駅を見学させいただきました。
山で切り出した木をこちらに集めているとのことですが、これを管理している人はここにはいません。納めた木の量は自己申告ということです。野菜の直売所と同じで、ここに人件費をかけるよりも、信頼で成り立つことの方が大切なんでしょう。
薪ボイラーのこと、山のこと、地域のことについて、森の仲間たちさんのHPに詳しく掲載されているのでそちら是非チェックしてください。
久しぶりに神戸YMCAの方達と出会えて楽しかった。神戸YMCAの阪田さんとは、余島でエネルギーが選べるといいですねと話しており、余島に導入できると楽しそうです。個人的にも空き家などに導入してみたいなと思っていますし、そのようなこともあり中山間地域に拠点を作りたいという思いが強くなりました。岐阜県の大垣市に拠点を作るのも楽しそうです。そこにこの薪ボイラーを使ったサウナを作りたい。
神戸YMCAがキャンプを運営しているOne Campについてこちらから→
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