初のヘリンボーン
東京都江戸川区の北小岩で進んでいる美容室のリノベーションプロジェクトで、床にヘリンボーン張りを採用しました。
店舗ということで、お客さんには少しでも非日常を感じてもらいたいのと、気分が上がる空間にしたいなと考えていたので、単調なフローリング張りではなくヘリンボーン張りにしました。ただ、ヘリンボーン張りは、張り方に手間がかかるので、ヘリンボーン張りをしたくてもできなかったという方も多いんじゃないでしょうか。
ヘリンボーンとは
ヘリンボーンとは、「ニシンの骨(Herringbone)」に見えることからこう呼ばれています。
フローリングの板材を山型に交互に張っていく方法で、デザイン性が高まるのと、クラシカルな印象を与えることができます。
ヘリンボーン張りはすごい流行っているので、ずっと手を出さないようにしてたんですけど(苦笑)、よくよく考えてみたら、ヨーロッパを旅していた時によく美術館や宿で見たような気がして、ヘリンボーンをデザインに取り入れることにそこまで抵抗がなくなってきました。
ヘリンボーン張りと似た張り方が、フレンチヘリンボーン張りです。
フローリングの板材を斜めにカットし、切り口の木口を合わせて直角や120度に張り上げる方法です。ヘリンボーンに比べると、フレンチヘリンボーンは両端が直線的になるので、すっきりとした印象に仕上がります。
ちなみに、ヨーロッパの旅は「Grand Tour」か「建築の旅」というタグで記事の検索ができます。
「Grand Tour」のタグ→
「建築の旅」のタグ→
奥はシャンプー台になるので、空間としては落ち着いた空間にするために暗めのクロスを壁と天井に張りました。
床も濃い木目調のシートとし、全体的に暗い空間にしました。
上の写真で、左側がシャンプー台、右側のヘリンボーン張りがセット面です。
ここには、シャンプー台とセット面を区切る棚がつくので、上の写真は今しか見ることができません。
奥のシャンプー台の空間を落ち着いた暗めの仕上げにし、そこに目立つのが、杉の板張りです。
お客さんが入り口近くの待合からセット面に進むと、この杉の板張りが目に入ります。
お客さんの目の入る場所に無垢材の部分を作りたかったのと、スタッフが休む場所として杉の小屋の中でゆっくりしてもらいたくて、杉の板張りにしました。
今回一緒に空間を作る株式会社トータルプロジェクト
今回はクライアントのつながりで、千駄ヶ谷に会社がある株式会社トータルプロジェクトさんと一緒に仕事をさせていただくことになりました。
株式会社トータルプロジェクトさんは、色々な種類の空間を作っています。
レストラン・カフェ、バー・バル、オフィス、ショップ、サロン、スクール・塾、クリニック・薬局、住宅など。
その中に、私が行ったことがあるお店があったんです!
新宿にある「371BAR」。
石巻で知り合った友達の友人がこのバーで働いていたので、1回だけですけどその石巻の友達と行ったことがあり、暗めの落ち着いたバーなんですけど、賑わっていて、おしゃれだったのを覚えています。
色々な縁がある株式会社トータルプロジェクトさんと、これまで小岩のHAIR SALON1(Feel)を作り上げてきて、その完成が間近なので、完成が楽しみです!
株式会社 Total Project
Feel HairsalonさんのHPは下記リンクから
Feel hair
美容室 フィール 京成小岩 グローバルミルボン
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