仕上工事が始まった現場
東京都江戸川区で進んでいる、美容室のリノベーションプロジェクトは、下地工事がほぼ終わり、仕上げ工事が始まりました。
お店の正面も下地のLGSが組み終わってから、配線工事も終わり、断熱材も入り、下地のボードで正面がふさがれました。
LGSについては、こちら。
天井や壁の下地〜小岩のHAIR SALON 1(Feel) Project Vol.04〜
下地の工事はこちら。
空間のボリューム〜小岩のHAIR SALON 1(Feel) Project Vol.05〜
正面には2つの四角い窓をデザインしました。
正面の壁がふさっがったことで、四角い窓が印象的になったと思います。
この正面の窓を四角形にして十字の押縁をつけたのは、お客さんのイメージがとっても穏やかで、暖かい雰囲気があるので、お客さんをイメージして優しいファサードにしたく、「家」みたいな窓をデザインしました。
内部からみた四角形の窓。
ここから、海や草原が見えたら、とっても気持ちいい場所になるのだろうけど、今回のプロジェクトでは、この窓を通して商店街を通る地域の住民と交流が生まれればいいなと思います。
内部のクロスが張られはじめました
美容室のプロジェクトということで、内部仕上げはクロスとペンキ塗装です。
全てクロス張りにしようか迷ったんですけど、アクセントカラーで色を付けたいなと思ったのと、クロスにはない手仕事を入れたいなと考えました。
クロス張りが、手仕事ではない。という訳では決してありません。
クロス張りは、自分の事務所をDIYで作るときに経験しましたが、とっても難しい職人仕事です。
何が難しいって、一番はつなぎ目ですね。つなぎ目を綺麗に見せるためにまっすぐ張らないといけないのですが、まっすぐ張ることが難しい。
現場では、職人さんが手際よく作業しているので難易度は高くないのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
安い=クロスみたいな考えにどうしてもなっていますが、職人さんによってつなぎ目が違うので、クロス張りも手仕事で、職人仕事です。
DIYをやるようになってから、建築はお金がかかって当然だなと、思うようになりました。
店舗の場合、オリジナルの空間を作らないと、差別化が難しいのかと思います。
店舗の技術で差別化はできると思いますが、設計者として店舗の売上に貢献できるのは、デザインや空間の居心地よさだと思うので、オリジナルの空間を作ることになり、他にはないものを作ろうとすると職人さんの力が必要です。
そこにお金をかけないといいものはできないと思います。
今回一緒に空間を作る株式会社トータルプロジェクト
今回はクライアントのつながりで、千駄ヶ谷に会社がある株式会社トータルプロジェクトさんと一緒に仕事をさせていただくことになりました。
株式会社トータルプロジェクトさんは、色々な種類の空間を作っています。
レストラン・カフェ、バー・バル、オフィス、ショップ、サロン、スクール・塾、クリニック・薬局、住宅など。
その中に、私が行ったことがあるお店がありました!
新宿にある「371BAR」です。
石巻で知り合った友達の友人がこのバーで働いていたので、1回だけですけど行ったことがあります。暗めの落ち着いたバーなんですけど、賑わっていて、おしゃれだったのを覚えています。
色々な縁がある株式会社トータルプロジェクトさんと、これから小岩のHAIR SALON1(Feel)を作っていけるのが、とっても楽しみです!
株式会社 Total Project
Feel HairsalonさんのHPは下記リンクから
Feel hair
美容室 フィール 京成小岩 グローバルミルボン
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