天井や壁の下地となる軽鉄
東京都江戸川区の小岩で進んでいる美容室のリノベーションプロジェクトの現場。
5月1日から始まった現場は、墨出しが終わり、天井や壁の下地となる軽鉄が組み立てられていました。
墨出しについては、こちらのBlogを
「墨出し〜小岩のHAIR SALON 1(Feel) Project Vol.03〜」
建具の枠については、現場が始まる前に施工会社と打ち合わせをし、製作が進んでいたので、天井や壁の下地を組みながら窓枠も取り付けられていました。
リノベーションは工期が短くほんと直ぐに現場が終わってしまうので、事前によく検討して決めることを決めておかないと後手に回ってしまいます。
面積が広いプロジェクであれば、現場を進めながら検討できるかもしれませんが、下地工事は直ぐに始まるのでほぼ決めておかないといけませんね。
元々の天井は低くできるだけ天井高さをとりたかったので、既存の天井を剥がし、建物の構造となる床や梁のギリギリのところで天井の下地を組んでもらいました。
軽鉄(LGS)
現場でよくいう軽鉄は、軽量鉄骨の略で、軽量やLGSとも言っています。
LGSは、Light gauge steel(軽量鉄骨造)の略。
LGSは、厚さ1.6〜4.0mm程度の薄板を冷間ロールしてつくった軽量形鋼で、形状は溝形、山形、Z形など種類があります。
LGSで作る天井や壁の下地を軽量鉄鋼下地といい(軽鉄下地とも言います)、天井の場合は、野縁受けは吊りボルトで上部から吊り、壁の場合はスタッドとランナーで下組みをつくり石膏ボードなどで間仕切壁をつくります。
軽量鉄骨壁下地では、壁面の上下にランナーと呼ばれるコの字型の部材を設け、その間にスタッドと呼ばれるC型や□型の縦部材(LGS)を建て、その上に石膏ボードを張ります。C型スタッドの場合は、スペーサーと振れ止めを使用します。
LGS下地のサイズ(寸法)は、20×45mm、40×45mm、50×45mm、65×45mm、75×45mm、90×45mm、100×45mmなどがあり、それぞれ建てる高さの上限でサイズが決められているんです。
以前、弊社で設計をさせてもらった診療所でもLGSを使いましたが、コンクリートのテナントなどではLGSで下地を作ることが多い気がします。
軽量鉄骨(LGS)と木下地の大きな違いは、価格が安く施工性が良いのでマンションやオフィス、店舗等多くの場所で使用されていますね。
翌日には木で作られた部分がありました。
この部分は受付の後ろの収納やカウンターで、作るものによって下地の種類を変えてつくっています。
今回一緒に空間を作る株式会社トータルプロジェクト
今回はクライアントのつながりで、千駄ヶ谷に会社がある株式会社トータルプロジェクトさんと一緒に仕事をさせていただくことになりました。
株式会社トータルプロジェクトさんは、色々な種類の空間を作っています。
レストラン・カフェ、バー・バル、オフィス、ショップ、サロン、スクール・塾、クリニック・薬局、住宅など。
その中に、私が行ったことがあるお店がありました!
新宿にある「371BAR」です。
石巻で知り合った友達の友人がこのバーで働いていたので、1回だけですけど行ったことがあります。暗めの落ち着いたバーなんですけど、賑わっていて、おしゃれだったのを覚えています。
色々な縁がある株式会社トータルプロジェクトさんと、これから小岩のHAIR SALON1(Feel)を作っていけるのが、とっても楽しみです!
株式会社 Total Project
Feel HairsalonさんのHPは下記リンクから
Feel hair
美容室 フィール 京成小岩 グローバルミルボン
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