ペーパーウッドを訪ねて、旭川へ
前回のBlog「ペーパーウッドを訪ねて、旭川1日目」で今回の旅の目的、ペーパーウッドの製作工場について書きました。
実際にペーパーウッドを作っているところは見ることができなかったのですが、
それよりも製作の現場を見ることができたのは良かったと思います。
写真や文字で知るよりも、当たり前ですが実際に見るとリアリティがある。
製作の音、気温などの環境など。
滝澤ベニヤの瀧澤さんと話していて、家具に興味あるなら旭川家具センターや旭川駅近くのレンガ倉庫群の蔵囲夢(クライム)を見ていくといいよ
と教えていただいたので、2日目はまず旭川家具センターに行って来ました。
旭川家具センター
旭川家具センターは、旭川駅からバスで約20分ぐらいの場所にあります。
旭川近郊には多くの家具メーカー、クラフトメーカーが集まっています。
デザインや作り方がそれぞれ違う多くのメーカーが集まっているのが、旭川家具センターです。
その旭川家具センターに、前日に見学した滝澤ベニヤさんのペーパーウッドを使った椅子があります。
大胆にもペーパーウッドの断面を座面に見せた椅子が展示してありました。
背中にもペーパーウッドの断面を見せた背もたれになっています。
レンガ倉庫群の蔵囲夢(クライム)
蔵囲夢は、旭川駅の近くにある百年以上の歴史のあるレンガ造りの倉庫群で、北海道北の物流拠点基地として旭川駅近くに明治30年代建てられました。
最も栄えた大正初期には21棟もの倉庫があり、昭和40年代まで盛んでした。
現在は、歴史建造物を改装し、コレクション館チェアーズギャラリー、デザインギャラリーなどのデザインをはじめ、
旭川周辺で生産される食材を発信基地としての大雪地ビール館などの5つの倉庫群で構成されています。
その1つ、コレクション館チェアーズギャラリーに行ってきました。
コレクション館チェアーズギャラリーには、北海道東海大学教授・織田憲嗣さんが収集、研究している織田コレクションが展示されていました。
旭川駅
最後に見学したのは、旭川駅です。
旭川駅は、下積み時代に働いてた事務所、内藤廣建築設計事務所が設計した駅舎で、私も模型を作ったり、図面の補助として少しは関われた建築です。
自分が関わった建築は一度は見学したいと思っていたので、旭川に来た目的の1つがこの旭川駅の見学でした。
旭川駅は、駅周辺土地の区画整理や鉄道高架事業による建て替えでした。
内装材には道産タモ材を多用した温かみのある空間です。
柱は、コンクリート打ち放しですが、そのコンクリートの表情は地場産のトドマツを使った型枠で、木の表情が浮き出たコンクリートとなっています。
最上階がホームで、階段で上がると寒さ対策で扉がついています。
そのため、ホームからの冷気がラチ内コンコースに降りてくることはありません。
ホームの大屋根は平行弦トラスで構成されていて、その大屋根を20カ所の四叉柱で支えられています。
ホームの外壁はガラスのカーテンウォールとなっていて、眺望がよく明るいホームとなっています。
駅のラチ外コンコースは2階分の天井高があり、その外壁もガラスとなっているのと、天井と内装にタモ材を使っているので明るく居心地のいい駅となっています。
このような駅が都内にないのが残念です。
Blogでは載せきれない写真をSNSにのせています
大畠個人のInstagramでは、Blogに載せきれない写真を随時アップしているので、こちらも是非覗いてみてください。
Instagram:@ryoji.ohata
Facebookをやっている方はこちらから
Facebook:@大畠稜司
Twitterをやっている方はこちらから
Twitter:@RyojiOhata
Linkedlnをやっている方はこちらから
Linkedln:@Ryoji Ohata
弊社設計事務所のInstagramでも、現場や今までの事例などをアップしているので、こちらも是非!
Instagram:@ryojiohataarchitect_official
Facebookをやっている方はこちらから
Facebookではリンクが貼れるので、オープンハウスやイベント情報を載せることが多いです。
Facebbok:@大畠稜司建築設計事務所
Twitterをやっている方はこちらから
Twitter:@RyojiOhataAAA
是非、個人も設計事務所のアカウントもフォロー、いいねをしていただいて、情報をシェアしてください!
よろしくお願い致します!!