ドイツの木材メーカー ドイツオスモ社について
弊社では、木部に塗る塗料に自然塗料を塗ることにしており、以前記事で書いたイケダコーポレーションが取扱う自然塗料の「Livos(リボス)」や今回紹介するオスモ&エーデル株式会社が取り扱う自然塗料「osmo(オスモ)を採用することにしています。
「イケダコーポレーションの自然塗料Livos(リボス)~松戸の家2(無垢な賃貸) Project Vol.09~」
osmo(オスモ)は住まいと環境の最先進国ドイツの会社で、木のことを知りつくした木材メーカーとして140年の歴史を誇り、オスモカラーは「木を活かす」「木材を長持ちさせる」付加価値をつける為に開発された塗料です。
140年の歴史を誇るドイツオスモ社のオスモカラー
オスモカラーは自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)をベースにした自然塗料で、高い精製技術により不純物を除去しているため、大変小さな分子でできたオスモカラーの植物油だからこそ木への浸透が素早く、木目も手触りも、無垢材のよさがより引き立ちます。
オスモカラーと他社製自然塗料との違い
前述したようにオスモカラーはひまわり油、大豆油、アザミ油が主成分です。ひまわり油は、他社メーカーが用いている亜麻仁油・桐油と比較をすると、透明でにおいが無く、微細な分子構造を持っているため、木に深く浸透し、美しく仕上がり、丈夫で長持ちします。
分子の小さい植物油は、合成樹脂とは違い、木の中に浸透することができます。オスモカラーは、半乾性油のひまわり油の乾きやすい部分を抽出・使用しているため、微細な分子構造で、不純物もなく、より木になじむことがで、木の自然な美しさ、経年変化でより違いを感じることが出来ます。木に深く浸透し(新聞紙2枚程度の内部まで浸透)、木の繊維と絡み合い、木の中に保護層を設け樹脂化するため、木を内側からそして表面を保護します。さらに木の動きに追随する可塑性をもっています。外部の環境にも強く、油は木材の中、ワックス成分が表面を保護するオイル&ワックスの製品です。
木材の中にある自由水や結合水は人工乾燥させる過程で水分が抜け、分解されるため、オイルが必要になることがあります。そこへオスモカラーを塗布することによって、酸化重合し木材を保護することが可能になります。
オスモカラーの人体と環境への配慮
オスモカラーの溶剤は、医師が取り扱う薬用アルコールと同等の安全性が確認されたホワイトスピリットです。揮発性有機化合物(VOC)不使用のため大気汚染がなく、施工時にも人体への悪影響がありません。植物油と植物ワックスをベースにした塗料であるため、従来のペンキに使われている合成樹脂は入っていません。
また、オスモカラーはISO9001を取得。つまり植物油の精製からすべてを一貫して担い、廃液を一滴も出さないよう管理されており、品質が安定しているため、ロットブレ(仕上がり具合のムラ)を回避しています。つまり同じ品番の塗料は 、5 年前に製造されたものと、今日製造されたものと同品質だということを意味します。加えて、オスモカラーは環境にやさしいことを証明するISO14001も取得しています。
以前、オスモ無垢フローリングを採用した時に担当の方が作ってくれた塗りサンプル。塗料だけでは塗りサンプルを作ってもらえるかわからないので、塗料のことも含め以下までお問合せください。
東京支所 03-6279-4971
またここに記載されていないもっと詳細な情報を知りたい方は、上記東京支所の村上さんにお聞きするのをお勧めします。村上さんは元々現場監督をされていたので現場に詳しく、建築設計事務所や工務店のにとって心強いと思います。
Blogでは載せきれない写真をSNSにのせています
大畠個人のInstagramでは、Blogに載せきれない写真を随時アップしているので、こちらも是非覗いてみてください。
Instagram:@ryoji.ohata
Facebookをやっている方はこちらから
Facebook:@大畠稜司
Twitterをやっている方はこちらから
Twitter:@RyojiOhata
Linkedlnをやっている方はこちらから
Linkedln:@Ryoji Ohata
弊社設計事務所のInstagramでも、現場や今までの事例などをアップしているので、こちらも是非。
Instagram:@ryojiohataarchitect_official
Facebookをやっている方はこちらから
Facebookではリンクが貼れるので、オープンハウスやイベント情報を載せることが多いです。
Facebbok:@大畠稜司建築設計事務所
Twitterをやっている方はこちらから
Twitter:@RyojiOhataAAA
是非、個人も設計事務所のアカウントもフォロー、いいねをしていただいて、情報をシェアしてください。
よろしくお願い致します。