北海道函館市の現場は仕上げ工事が終了
北海道函館市で進んでいた倉庫を教育関係の事務所にコンバージョン(用途変更)するプロジェクトは、仕上げ工事が終わり、引き渡し間近の状態でした。

外壁の塗り直しが必要だったため、既存の目地の処理など下地となる部分を修繕してもらい、クライアント企業のコーポレートカラーに塗り直すため、色の確認と内部の仕上げの確認をしてきました。
元々の状態は、このプロジェクトの最初のブログに外観写真があります。
「北海道函館市で新プロジェクトが始まります〜函館倉庫コンバージョン Project Vol.01〜」
元々は下の写真の中央にあるようにうっすら黄色いクリーム色でしたが、その塗り替えの方法として下塗りに白を塗ってから仕上げるか、または仕上げに艶ありを塗るのか、目立たない部分にサンプルを作ってもらいました。

仕上工事が終わった内部
内部は一部雨漏りなどをしていて廃墟のような感じでしたが、仕上げのクロス張りやタイルカーペットが張り終わり、以前の倉庫が想像つかないほど綺麗に仕上げてもらいました。

弊社では住宅の設計が多く、住宅だとビニールクロスをあまり採用せず、ビニールクロスを採用しても柄物(なんとか調など)は使わないのですが、建物規模や用途によってはコストやメンテナンスを考慮してビニールクロスを使うこともあります。

面談室のような小さな部屋にはアクセントクロスがあり、こちらはクライアント企業の担当者が以前から使ってみたいということから採用しました。
上の写真の部屋は配管を剥き出しにしたので、こちらにはレンガタイル調のクロスを張りました。

別の部屋には別の柄のクロスを張りましたが、このように壁の1面にアクセントクロスを張ることでイメージが変わるので、インテリアは面白いです。

もう1つこだわったのは、階段の笠木などの色です。通常だと白く塗ってしまいがちですが、真っ白な空間だとメリハリがないというか、面白みがないので、笠木の部分を青く塗ることを提案しました。

この青もコーポレートカラーで、この塗り方を担当者に提案したところイメージが湧かないということだったので、写真を加工してイメージを作り提案し、採用してもらいました。

照明は全てLED に交換しました。半導体の影響で半導体を使う照明や便座など納品が危ぶまれましたが、現場監督が手配してくれたので非常に助かりました。
函館市の食
前回のブログで市場内のお寿司屋さんの写真を載せましたが、他にもラーメンやハンバーガーなどを食べてきました。これらの写真については、この記事の一番下の大畠個人のSNSにアップする予定です。
なぜ、このプロジェクトの終わり方が納得いかないかと言うと
このプロジェクトと千葉県の長生郡のプロジェクトは茨城の設計施工をする施工会社と共同で進めていて、弊社が設計を担当し、その会社が施工を請け負っていました。施工を請け負うと言ってもその下に下請け会社をつけていたので、実際に工事をしてくれたのは別の会社で、その下請け会社と弊社でプロジェクトを進めていました。
函館のプロジェクトは函館の地元の工務店、小倉工務店と進めていました。工事が始まる前は小倉工務店が茨城の工務店の下請けになることを嫌い、その説得をするのが大変で、何とかスタート。見積調整で遅れてしまった工期を小倉工務店の協力のもと、半導体を使う機器やウッドショックによる建具の納品などを間に合わせてくれ、外壁の色も決まり、内部の仕上げも終わり、4月末には引渡しができると4月末に函館に出張する直前に、共同で進めていた茨城の会社が何の音沙汰もなく倒産してしまったのです。小倉工務店を説得して一緒にプロジェクトを進めていたのに、小倉工務店が心配していた通りになってしまい、巻き込んでしまい本当に申し訳ないことをしました。
千葉県長生郡のプロジェクトもこの函館のプロジェクトも引き渡し直前でこれから施工会社が工事代金の請求をするタイミングでの破産だったため工事代金の回収ができずになってしまい、また、クライアントとの窓口がその茨城の会社だっため弊社も設計料の未回収分があるため、弊社も債権者として被害者となってしまいました。
この函館のプロジェクトは既に引き渡しが終わっているのですが、このコンバージョンプロジェクトの完成を見ずにいます。自分が関わった仕事は最後までやり通しクライアントにしっかり引き渡すことを続けてきたのですが、納得できない状態で終わってしまい後悔しています。
他にもこの会社関係のプロジェクトがいくつかあり、設計料を支払ってもらっていない状態だったので他のプロジェクトを続けるか迷いましたが、クライアントさんたちも被害者となってしまったので、ここで私だけ逃げるのは自分の信念に反すると思い直し、いくつかのプロジェクトが無報酬で進んでおります。
また、他のプロジェクトで悪質な依頼者の被害に遭い、このような状況で事務所がバタバタしていて情報発信ができずにおりましたが、少しずつまた発信をしていきます。
この記事を書きながら、今も昔も変わらないなとつくづく思いました。
というのは、最後の設計事務所で東日本大地震の影響で仕事の数が急に減り事務所の経営状況が悪化しました。そのため私が担当していた2つのプロジェクトが途中の状況で、事務所から
「もう給料がこれぐらいしか払えないからこの中で残りをやりくりしてもらうか、事務所を辞めるか、どちらか選んで」
と言われましたが、事務所の経営状況は建主には関係ないことだと考え、私は他でアルバイトをしながら2つのプロジェクトを引き渡しまでやり続けました。
いつも損する方向を選んでしまうなと。
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