外部工事が着々と進む柏の家2(回遊する家)Project
千葉県柏市で進んでいる新築住宅の工事現場では、屋根のガルバリウム工事が終わり、屋根がしまりました。
屋根の素材のガルバリウムについては、以前設計をさせていただいた松戸の家4(FLAT HOUSE)のBlogで書いているので、そちらを読んでてみください。
千葉県松戸市で進んでいる住宅現場のガルバリウム屋根〜松戸の家4(FLAT HOUSE) Project Vol.17〜
屋根の葺き方は、瓦棒葺きやたて平葺き、一文字葺き、平葺、段葺などがありますが、今回はたて平葺きとしています。
たて平葺きを選んだのは、屋根の形状や価格などを考えて決めています。
柏の家2(回遊する家)では、四角い平面で、屋根の形を切妻にし、家らしい形をイメージして設計しており、切妻で屋根の勾配方向に縦の線が入ることでスッキリ見せたいと考えました。
窓が取り付いた現場
住宅の現場では、外側と内側で工事が並行して進んでいきますが、外部の方が先行して進んでいきます。理由としては、雨に濡らしたくないので、外側を先行して工事します。
外部の工事の1つとして、窓の取り付けがあり、住宅の工事現場で窓が取り付くと家らしさが出てくるのと、光の入り方がわかるよになるため、空間が把握できるようになります。
上の写真は北側を向いており、北東の角に窓を設計しました。
理由は、北側の家には広い庭があり、そこに大きな木が育っていて、建主と敷地を訪れた時にその木が印象的で、南北に窓を設計して風を通しながら、2階のリビングからその木を望みたいですねと話していました。
上の写真の大きな木が、借景として望みたいと話していた木です。
北西側のお庭が広いことから抜け感があり、2階リビングにすることでその木を望むことができることから、2階リビングに決めました。
南側の窓は、出入りすることが多いのと、バルコニーを設計しており、バルコニーの防水が終わらないと窓を取り付けるkとができないため、まだ窓はついてません。
柏の家2(回遊する家)の現場では、内側では電気の配線や給排水などの設備工事も着々と進んでいます。外側では屋根工事が終わり、これから外壁工事が始まります。外壁工事が始まる前に、バルコニーの防水工事が先ですね。
前回のブログでは構造見学会の様子を書きましたが、その時に完成したらまた見学しに来たいと言ってもらえたので、できれば完成前に内覧会を開きたいと考えております。
内覧会などの告知は弊社のSNSでも告知しますので、フォローしていただけると情報を届けれますので、フォローを宜しくお願い致します!
一緒に家づくりをする工務店、株式会社助川工務店
柏の家2(回遊する家)の家づくりを一緒に進めてくれるのは、千葉県柏市にある工務店、「株式会社助川工務店」さんです。
明治20年創業の老舗の工務店。
西暦だと1887年に創業されています。
そうなると、今年の2019年で132年。
助川工務店さんとは、今まで
松戸の家3(ゲルのある家)
松戸の診療所(無垢な診療所)
我孫子の家1(路地裏のある家)
と3つの仕事を一緒にさせてもらっています。
今はだいぶ寺社の仕事が少なくなっているようですが、昔は宮大工としても職人仕事をされていて、昭和61年(1986)に三代目の助川秋蔵さんが、労働大臣より 「現代の名工」 として卓越技能賞受賞されています。
自社設計施工をしながら設計事務所とも多く仕事をされてますし、自社大工を育ている工務店で、経験・知識・引き出しが豊富な工務店だと、いつも一緒に仕事をしながら感じます。