千葉県我孫子市のマンションでリノベーションプロジェクトの解体が始まりました!
千葉県我孫子市でマンションの1室をリノベーションするプロジェクトの解体工事が始まりました。
このリノベーションプロジェクトは、建て主から物件の購入前から相談があり、
大手リノベーション会社2社と競合する中で弊社を選んでいただいたプロジェクトです。
詳しくは前回のBlogを読んでみてください。
「千葉県我孫子市で新たなプロジェクトが始まります!〜我孫子の家1(路地裏のある家) Project Vol.01〜」
建て主は、弊社が設計を手がけさせていただいた、千葉県松戸市の新松戸にあるシャンボール新松戸の「松戸の家2(無垢な賃貸)」を見て興味を持ってくれて、
こちらは賃貸だけど杉の無垢フローリングを使っており、無垢な感じが好きで、弊社に問い合わせがありました。
マンションリノベーションの解体現場の様子
解体が始まって3日目に現場に行くことができ、解体中の現場の様子をみてきました。
玄関入ってすぐ見えるキッチンの壁。
ここの壁を壊し、極力貫けるようにし、空間が繋がるようにする予定です。
下の写真は、玄関からみた廊下。
右側が先ほどの廊下とキッチンの間の壁で、左側が廊下と洗面所の境の壁です。
キッチンはあまり大きく変わらないので、資材が置いてありました。
リビングと主寝室の間は、コンクリートの壁があり、壊すことができません。
今回の我孫子1のリノベーションプロジェクトは、壊せない壁が多く、壊せないからこそうまくゾーニング(部屋割り)をし、空間を繋げながら区切っています。
ゾーニングはうまくできたかなと思いますが、コンクリートの壁に直接クロスが貼ってあったりしているので、
内装の仕上としては結構大変になるなと、改めて解体中の現場をみて思いました。
ユニットバスがあった場所は、コンクリートの躯体が剥き出しで、物質感があり、とってもいい表情。
下のリビングと廊下・キッチンの壁もコンクリートの壁なので、壊すことができません。
リビングの隣に部屋があり、ここは壊すことができたので、広いリビングダイニングを作ることができます。
今回共に仕事をする工務店は、株式会社助川工務店
我孫子の家1(路地裏のある家)で一緒に仕事をさせていただくのは、千葉県柏市に会社を構える「株式会社助川工務店」さんです。
株式会社助川工務店さんは、明治二十年(1887年)創業の老舗の工務店で、助川工務店さんとの仕事は、今回で3件目。
初めての仕事は、千葉県松戸市の「松戸の家3(ゲルのある家)」の新築住宅。
2件目は、こちらも千葉県松戸市で設計をさせていただいた診療所のリノベーションプロジェクト、「松戸の診療所(無垢な診療所)」です。
木、木造に精通していて、寺社仏閣を手掛ける技術がある職人さんをかかえており、現場の管理などもしっかりしているので、安心して仕事をお願いができる工務店さんです。
独立してまもない設計事務所が、創業100年を超える工務店と仕事を一緒にさせてもらっており、巡り合わせに感謝する今日この頃。