名古屋の現場で上棟式
新築住宅のプロジェクトが進んでいる愛知県名古屋市の現場で、上棟式を執り行ってきました。
地鎮祭は神主をさんをお呼びし、しっかりと地鎮祭を執り行っていただいので、今回の上棟式は簡易的に執り行いました。
「名古屋の新築住宅プロジェクトで地鎮祭と地縄張り〜名古屋の家1(対峙しない家) Project Vol.08〜」
最近は、平日に棟上げを行うので、上棟と建主の休みが合うことがないのと、上棟の時は現場がバタバタしているということもあり、棟上げが終わったその週末などに上棟式を執り行います。
住宅レベルでは神主を招くことは少なく、概ね棟梁が主祭します。
弊社では、職人の労をねぎらい、工事の安全祈願と、上棟式で建主に棟梁と棟梁と一緒に現場に入る大工さんを紹介する機会だと思って、建主の方には執り行っていただくことが多いですね。
上棟式は「棟上げ式」とも言い、棟木は家を護る神の宿る場所と考えられ、棟梁が棟木に弊束(上棟弊とも言います。)を立て、破魔矢を飾り地鎮祭と同様に建物の四方に酒、塩、お米をまいて浄め、儀式を行います。
上棟弊は、上棟式用に飾ってもらいましたが、これから現場が進むので一度取り外し、棟木が隠れる前に上棟弊を飾ってもらいます。
名古屋の家1(対峙しない家)の現場
前回の記事で上棟の記事を書きましたが、その蕪束(かぶらづか)のある屋根に構造用合板が貼られていました。
「名古屋の新築住宅プロジェクトで地鎮祭と地縄張り〜名古屋の家1(対峙しない家) Project Vol.08〜」
この屋根を見る度に、この構造が隠れてしまうのがもったいないと思います。今回は全てが隠れるわけではなく、蕪束(かぶらづか)と蕪束(かぶらづか)に集まる対角線の梁(隅木と言っています)は現しにしました。
構造の全てが隠れてしまうと、どんな構造材で、どのように建っているのかわからないため、なんとなく表層的なデザインになってしまうなと感じています。できる限り構造は現しにしたいのと、「柏の家2(回遊する家)」を設計してから木造で大切にしていきたいことが2つ見つかったからです。それは、
「構造材は国産材」
ということと、
「木造の美しさは構造美」
ということです。
この日、現場に到着して棟梁と話していたら、「いや〜ここまでくるのに大変だったんだから。」と言われました。確かに。図面を描いていても大変だったので、それを形にするのは大変だと思います。
図面では間違っても消せば直せますが、物作りの修正は簡単にはいきません。
今回の家づくりのパートナーは株式会社ザイソウハウス
株式会社ザイソウハウスさんについては、下記の記事で紹介していますのでこちらをどうぞ。
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