名古屋の新築住宅プロジェクトで地鎮祭を行いました
愛知県名古屋市で進んでいる新築住宅のプロジェクトは、去年の夏頃から見積調整と申請関係を進めていました。
見積調整はようやく去年末に目処がたち、工務店も決まり、年明け早々に地鎮祭と工事請負契約を行いました。
今回は予算調整に時間がかかったというよりも、申請関係に時間がかかりました。
今回の敷地がある地区では、色々と申請をしなければいけないのと、今回は長期優良住宅に適合した住宅を設計したので、その申請に時間がかかりました。
長期優良住宅では通常よりも高い断熱性能が求めれており、今回は地域の外皮平均熱貫流率よりも低い、UA値0.48取得しています。
地鎮祭とは
地鎮祭を我々は「じちんさい」と呼びますが、正しくは「とこしずめのまつり」と読みます。
地鎮祭とは、着工にあたり、国土の守護神である大地主神(おおとこぬしのかみ)に対して、土地を傷つけ何十年にわたってそこを占領させてもらうことの事情を述べて、許しを請うための儀式です。
地鎮祭では、「降神・昇神の儀(こうしん・しょうしんのぎ)」、「献餞・撤餞の儀(けんせん・てっせんの儀)」、「祝詞奏上(のりとそうじょう)」、「鍬入の儀(くわいいれのぎ)」、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」、「直会(なおらい)」などを行います。
地鎮祭は尾張猿田彦神社によって執り行われました
今まで地鎮祭を行った時に、猿田彦神社の宮司さんが執り行っていただくことがおおく、なぜ猿田彦神社なのかなと思ったら、猿田彦神社は土地の神様なんですね。恥ずかしながら。
土地の神様である猿田彦大神(土公神大神)の後裔(こうえい)が、式年遷宮の時に伊勢神宮の心御柱(しんのみはしら)の奉建を担ってきました。この所以から建築の大神として、大工にとっては信望が厚い大神様なんです。
地縄張りの確認
地縄張りとは、建物の位置を決定するために建物の外周の中心線上に水糸を張り、建物の位置を地面に表すことを言います。
今回の名古屋の家1(対峙しない家)では、敷地の境界線と並行して建物を建てません。敷地の境界線から角度を降って配置しました。
理由は別の機会に説明したいと思いますが、そのため建物配置が難しく、設計側で角度を印し、地縄張りをしてもらいました。
この写真だと水糸がよくわからないですかね。
写真中央の少し左側にピンクの糸が通っており、その糸から左下に向かって斜めに糸が通っています。
今回の家づくりのパートナーは株式会社ザイソウハウス
株式会社ザイソウハウスさんについては、下記の記事で紹介していますのでこちらをどうぞ。
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