建主が土地の購入を決める
愛知県名古屋で新築住宅を建てるために土地を探されていた建主から、購入希望の土地を一緒に見て欲しいということで、前回の名古屋出張では建主と一緒に土地を見てきました。
その記事についてはこちら
「愛知県名古屋市の新築住宅のプロジェクトが始まる」
この土地で建主が購入を決められ、正式に名古屋市での新築住宅のプロジェクトが始まりました。
事前に送ってもらった敷地のデータをもとに敷地図をおこし、計画案を考えていると気になったことがあったので、松戸を朝早く出て、午前中に再度敷地を訪れました。
今回の計画地は坂の途中ということもあり、敷地内で高低差があり、さらに周辺の敷地との高低差もあるため、どのように配置するか考えている。
敷地を訪れるとすでに隣地境界線の標となる杭が入っていたので、見えない境界線を実際に土地に書いてみました。
この近辺の土地は敷地境界線から離れて建物を建てなければならず、実際に外壁が建てられるラインの確認。
今まで外壁を隣地境界線から離す条例がある場所で建物を建てたことがないので、実際に線を引いてみると建物イメージが湧いてくる。
敷地に立った時には、いつも「その土地から見える風景」を気にしており、今回も2階にリビングを計画する予定なので、2階の高さをイメージして、リビングから見える風景を考えています。
敷地を見た後に建主にプランのプレゼンをしたところ、概ね方向性はよく気に入っていただき、一安心です。
今月末の再出張に向けてさらにこれからブラッシュアップしていきます。
名古屋市巡り
翌日は敷地が決定したことで、名古屋市役所で用途地域やそのほかの条例などを調べ、さらに確認したいことがあったので、名古屋市役所に行ってきましたが、この名古屋市役所の外観は風格がありました。
現在の名古屋市役所本庁舎は三代目の庁舎で、昭和天皇御大典事業として建設され、昭和8年9月6日に竣工しました。
外観意匠は、近代的なビルに和風の瓦屋根を載せた「日本趣味を基調とした近世式」とされ、一般公募(総数559通)の中から西春日井郡豊山村(現在の豊山町)出身である平林金吾氏の案が採用されました。
名古屋市役所
外観の特徴は、中央にそびえる高さ53.5メートルの時計塔です。二層の屋根を配した塔の頂上には、四方にらみのしゃちを載せ、名古屋城との調和を図った意匠となっています。
この時計塔と鯱は、名古屋のイメージを鮮明に打ち出したいという平林氏のこだわりであり、外観の採用にあたって、高く評価された要素のひとつです。
当時の市庁舎としては突出した規模を誇り、特産のタイルを駆使した壁面で独創的な意匠を創り出すととともに、内部では伝統的な意匠を巧みに織り交ぜるなど、西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の記念的庁舎建築として高く評価され、平成26年12月に隣接する愛知県庁本庁舎とともに、国の重要文化財に指定されました。
市役所の用事が終わってお昼を食べに街中を歩いていると、大正時代のような建物がポツンポツンとあり、シンプルな現代のビル建築の中で、とっても目を引きました。
東京と言えば、東京タワー。
名古屋と言えば?「名古屋テレビ塔」ですね。
このテレビ塔の近くには、テレビで見たことがある大屋根の「oasis21」がありますした。
この大屋根は上に上がることができて歩くことができるんです。大屋根を歩いている人の足の裏が下から見え、さらには屋根には水がはってあり、その水を通して下を見ると不思議な感じでした。
屋根にあったステンレスのベンチが見た目以上に座りやすかった。
名古屋といえばモーニング
今回の名古屋出張は1泊2日で行ってきて、泊まった宿では朝食を取らず、名古屋といえばモーニングということで、気になった喫茶店でモーニングを食べてきました。
そのお店は、蔵や町家などの古い町並みが残る西区にある喫茶店、「喫茶ニューポピー」。
印象に残る、温かい気持ちになる喫茶ニューポピー
「喫茶ニューポピー」は、古い町並みに調和した蔵をモチーフとしたテナントに入っています。
この細い路地の中を入って行くのですが、この路地には水が流れていて、ここに入ると空気感が変わる気がしました。私が水の音が好きということもありますが、とっても落ち着きます。
メニューを見せてもらうと、最初のページを見てとっても温かい気持ちになりました。
いらっしゃいませ。
ご来店ありがとうございます。
ニューッポピーの原点、喫茶ポピーは1977年に私の両親が名駅三丁目にオープンしたお店です。
今は名古屋有数の飲食店街となっている現地ですが、当時は昔ながらの銭湯があり長屋が立ち並び円頓時商店街まで続くいわゆる昭和の下町情緒あふれる場所でした。
コーヒーの香りというよりは油臭い独特の匂いする店内は、ご近所さんが世間話に花を咲かせたりサラリーマンや学生のさぼりの場所でもありました。
長年にわたり街の移ろいと共にご愛顧いただいたポピーですが、建物の老朽化がはげしく2010年12月に34年の歴史に幕を閉じました。
翌年2011年に焙煎屋 BEANS BITOUとして生まれ変わり、場所を伏見に移し喫茶神戸館として8年間ご愛顧いただきました。
そうした歴史を経て、喫茶ニューッポピーは2019年1月に名古屋の歴史が息づくこの四家道にオープンしました。
店名のポピーとはケシ科のお花の名前で、今もこの店に立つ母が名付けました。
元々の店名にニューをつけてその歴史も受け継ぎながら新しさもとりいれた喫茶店にしたいという意味を込めニューポピーと名付けました。
店内で毎日焙煎する煎れたてのコーヒーとモーニングや喫茶飯。コーヒーの産地との関わり、イベントやライブ。レトロストレンジな蔵造りの空間で、くつろぎの時間をお過ごしください。
マスター 尾藤 雅士
今回食べたモーニングは「鉄板小倉トースト」。
熱々の鉄板に小倉の載った黒ゴマトーストにアイスが載り、そこにコーヒーシロップをかけて食べます。この音と味が、また食べたくなりました。
そして伝票の裏にもメッセージがありました。
伝票の裏のメッセージは、実際にお店で読んでください。
「喫茶ニューポピー」には何回も通いたくなる、食以外の部分がありました。
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