築41年の中古住宅で杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップを開催
杉の間伐材無垢フローリング張りワークショップを千葉県柏市で進んでいる中古住宅を住宅兼店舗(飲食店・カフェ)にリノベーションするプロジェクト開催しました。
今までも色々なワークショップを開催して来ましたが、このワークショップを開催することになった理由は以前のBlogに書いたので、そちらのBlogを確認してみてください。
「DIY・セルフリノベーションでカフェを作る〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.04〜」
これまで、天井を解体するワークショップ
「天井解体ワークショップを開催しました〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.05〜」
クロスを剥がすワークショップ
「クロス(壁紙)剥がしワークショップを開催しました〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.06〜」
自然塗料を塗装するワークショップ
「自然塗料塗装ワークショップを開催しました!〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.11〜」
を開催してきました。そして、今回は杉の間伐材無垢フローリング張りのワークショップを開催しました。この杉の間伐材無垢フローリングは、弊社でも実際に使っている無垢フローリングです。
「杉の間伐材無垢フローリング〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.06〜」
丸鋸など工具を使うからか、今回の無垢フローリング張りのワークショップは男性の参加者が多かったです。
杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップスタート
今回は初参加者の方が多かったので、最初はこれまでのワークショップ通りこのプロジェクトの経緯やどんなワークショップを開催してきたかなどを説明。
そのあとは、杉の間伐材無垢フローリングの仕分けをしました。なぜ仕分けが必要かというと、建材用に育てた木ではない間伐材をフローリングにしているので、色味がよくない板や反った板が混ざっており、通常の無垢のフローリングのよりも安く購入することができます。
間伐材についてはこちらの記事で説明しています。
「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2018 3日目その2 〜下川町SDGsの取組みを支える森〜」
本日のランチは、大谷石の石屋の石窯ピッツァ。この石屋さんは、弊社の打ち合わせスペースを作ってくれた有限会社誠石材工業さんで、イベントなどでこの大谷石の石窯ピッツァを出店していると言うことから、声をかけて協力していただきました。
その弊社の打合せスペースの記事については、こちらからどうぞ。
「外部のような内部空間〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.09〜」
杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップで使う道具
現場では、床張りにエアータッカーというビスが打てる電動道具を使っているのですが、弊社の事務所の床張りをDIYでやった時は電動ドライバーで床張りをしました。
「DIYで床張り〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.05〜」
しかし、今回は参加者人数が多かったので、もっと安くできる方法を考えました。
それが「釘〆」という道具です。
フロアーを留める用に使ったのが「フロアー釘」。
このフロアー釘を先程の釘〆とカナヅチで打ち込んで留めます。
フロアーをカットするのに直角にカットしないと板と板のつなぎ目が斜めになってしまうので、直角の印をつけるのに曲尺を使うと便利です。
フロアーの長さを調整するのにカットする道具は、弊社でも使った電動卓上ノコギリ。
「事務所の前にウッドデッキをDIYで作る〜さくら通りのオフィス(外とつながるオフィス) Project Vol.10〜」
この電動卓上ノコギリがあるとさくさくフローリング材がカットできるので、工具は高いですがDIYでフローリングを床張りするのであれば購入をお勧めします。
本当は、makita(マキタ)やBOSCH(ボッシュ)などの電動卓上ノコギリをお勧めします。ブランド品なので高いですが、機能は素晴らしいので、綺麗に仕上げたい方は高価な道具をお勧めします。
杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップ実演
フローリングにもよりますが、もともとカットされている端が斜めになっている時があるので、端が直角になっている確認してください。
フローリングを壁に当ててたらフロアー釘を釘〆とカナヅチで留めます。
フロアー釘を一度カナヅチで床に差して留めます。
そのフロアー釘をカナヅチで叩き続けるとフローリングを傷つけるので、そのために釘〆を使います。
釘〆をフロアー釘の頭に当てたら、釘〆を打ち込んでフロアー釘を打ち込んで終わりです。
やり方を実演した後は、参加者にも試してもらい、各自できるか確認しました。
最初はフロアーを傷つけないように皆さん慎重です。
外では、お昼の石窯ピッツァの準備が進んでいました。
7月上旬とは言え、暑かったこの日。
窯の火起こしは暑そうです。
炭の準備ができて石が温まるとピッツァの投入。弊社でも採用している大谷石ですが、この大谷石の雰囲気はやはりいいですね。
これが、石屋さんの石窯ピッツァ、マルゲリータ。
手前が石屋さんの石窯ピッツァ、ハニーゴルゴ。
みんなでこの石窯を見学。中央でタオルを肩にかけているのが、石屋さんの社長、湯浅さんです。
お昼を楽しみにしながら、DIY床張り。
みんなで協力しながら、手分けして張っていきます。
建主の娘さんも何かしたそうだったので、一緒に作業しました。
だいぶみんなが慣れてきたので、私も一緒に作業。
曲尺で直角を出し。
曲尺で出した印を電動卓上ノコギリでカット。
カットしたフローリングを当て木をしてゴムハンマーで差し込みます。
しっかり差さったらフロアー釘を打ち込みます。この日は湿度が高かったので、フロアーの間に隙間材を挟みませんでした。無垢の杉材のため、湿度が高いと湿気を吸収し、乾燥すると湿気を放出します。そのため夏と冬で無垢材は動くため、その動きを考慮しなければいけません。
釘〆でフロアー釘を打ち込んで終わりです。
床張りで難しいのは、最後の壁の際。壁があるとビスが打てないですよね。そこで私は最後のフローリングの幅を測りカットし、壁から2枚目の板をあげて実を嵌め込んだら上から押し込みます。これで完了。
杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップで張り終えた部屋。
この部屋全て今回の参加者だけで張ってもらいました。
最後の壁側、つまり入り口側も張ることができました。無垢材は全て表情が違うためいいですね。人工的じゃない。
最後に参加者、建主と一緒に記念撮影をして、杉の間伐材無垢フローリング張りDIYワークショップが怪我なく無事に終わりました。
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