築41年の中古住宅で天井解体ワークショップを開催
千葉県柏市で中古住宅を住宅兼店舗(飲食店・カフェ)にリノベーションするプロジェクトが進んでおり、そのプロジェクトで天井を壊すワークショップを開催しました。
今回壊す天井は、2階の洋室と和室の天井。
洋室の天井は岩綿吸音板。
和室の天井は、プリント合板貼りとなっています。
今回、ワークショップを開催することにした理由は前回のBlogに書いたので、そちらのBlogを確認してみてください。
「DIY・セルフリノベーションでカフェを作る〜柏の家1(カフェのある家) Project Vol.04〜」
天井解体ワークショップに使う道具
天井を解体するための道具です。
今回の天井は壊しやすい仕上げだったので、特殊な道具は揃えませんでした。
多くの方がワークショップに参加してくれました
ワークショップには、予想していたよりも多くの方が参加してくれました。
壊す前に天井裏がどんな構造になっているのかわかった方がいいなと思い、建築の本を参加者に見てもらいました。そうすることで、見えない部分を想像してもらいながら解体できるので、怪我をせず解体できると考えました。
解体ワークショップの一投目は建主にしてもらいたかったので、天井を叩きながら壊す場所を探しました。ここで忘れてはいけないのは、ちゃんと分電盤を切っておくこと。天井裏の配線がどうなっているかわからないので、分電盤は切っておくと安全です。
壊す場所が決まれば、建主がバールで1発目を。
天井解体ワークショップのスタートです!
天井にバールを入れた部分。
ちなみに、照明は有資格者じゃないと外せないので、素人が外してはいけません。
参加人数が結構多いので、それぞれで天井の解体を始めてもらいました。
参加者の中には女性も数名参加してくれました。いわゆるDIY女子ですね。
解体する場所にブルーシートを敷いておけば、天井を剥がして落としても、簡単に集めることができます。
このように簡単に解体ゴミを集めることができます。
午前中は洋室の天井の仕上げ解体で一区切り。
一気に天井の下地(写真で見える板貼りの部分)も壊すこともできるのですが、仕上げの材料と下地の材料が違うため、分別を考えて仕上だけを壊すことにしました。
カフェのオーナーが作ってくれるカレーがランチ
ランチは、建主がカレーを作ってくれました。
美味しそうなカレーです。
作業した後のランチはとってもおいしかったです。
さすがカフェのオーナーです。
午後も引き続き天井解体ワークショップ
午後は2階のもう1つの部屋、和室の天井も解体しました。
和室の1投目は、建主の旦那さんにお願いしました。
和室の天井はプリント合板のため、バールでさすとボコっと外れました。
和室の天井は軽い仕上げ材だったので、下地が少なく、作業が早そうです。
外れた部分から天井裏を覗き込み、確認をして、解体を進めてもらいました。
和室は人数が必要ないので、他の参加者には洋室の天井の下地の板を解体してもらうことに。
和室にあったクローゼットは使わないので、ここの扉も外してもらいました。
和室の天井裏。天井裏には断熱材が入っていなかったので、断熱改修は必須ですね。
和室のクローゼットを外してくれている参加者が、クローゼットに入りながら作業をしていました。
洋室の天井下地は釘で留めてあり危ないので、男性中心で外してもらいました。
解体した木材を捨てるときに危なくないように、残っている釘を外してもらいました。
天井を剥がすだけでこれだけのゴミ。
天井解体ワークショップが無事終了
参加者が頑張ってくれたので、2階の天井は全て解体することができました。
今の建売住宅やハウスメーカーの住宅の構造は集成材がほとんどのため、無垢材を使っている構造がとっても新鮮です。
この無垢材の構造を活かしながら、リノベーションしたいと思います。
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