築41年の中古住宅をDIY・セルフリノベーションする
中古住宅を住宅兼店舗(飲食店・カフェ)にリノベーションするプロジェクトが千葉県柏市で進んでいます。敷地が広く、建物も大きな住宅をリノベーションするのですが、予算が非常に厳しくどうやってプロジェクトを成功させるか凄い悩みました。
そこで考えたのが、工事費をできる限り抑えるためにできることは自分たちでやろうということになり、DIY・セルフリノベーションと専門の職人さんにお願いする工事を併用して進めることにしました。建主は以前の住まいでDIYをした経験があったというのも、この方法で進めれる大きな理由です。
建主と相談し、自分たちでできる(DIY・セルフリノベーション)範囲を確認して、項目をあげました。
2階の天井を剥がす
工事をしない部分のクロスを剥がす
内部の壁の塗装
床貼り
外部の板貼りの塗装
など、DIY・セルフリノベーションできる工程が結構あるので、積極的にDIY・セルフリノベーションをすることにしました。さらに、単にDIY・セルフリノベーションするだけではなく、DIY・セルフリノベーションする部分をワークショップを開催しながら、興味がある人にも参加してもらうことにしました。特に、解体や塗装は人の手が多くあった方が早く終わるので、参加者が多ければ多いほど助かります。
まずは、工務店に入ってもらう前に、解体できる部分を解体することにしました。既存の住宅図面の断面詳細図を見ると、2階の天井裏に空間があることがわかりました。
1階がカフェ空間で2階が居住空間になるため収納スペースが足りないことが気になり、2階の天井裏の空間を収納に使うことを提案しました。2階は間取りを変更しなければいけないので壁を壊さないといけませんし、古い梁などを見せた方が中古住宅をリノベーションする価値があると思っています。
2階の和室と洋室の天井はフラットなため、この天井が高くなれば広がりを感じることも、木の温もりも感じることができます。
ワークショップをカフェの宣伝に使う
ワークショップを開催するにあたり、参加者を募るために募集をかけるのですが、その募集の時点からカフェの告知(宣伝)をしたいと考えています。これから、ワークショップをかなりの回数開催することになるので、その都度カフェの宣伝を兼ねた募集告知をしていきます。
また、ワークショップに参加してくれた人たちに、このカフェに愛着を持ってもらって、常連さんになってくれたら言うことなしです。
このプロジェクトは、予算内でリノベーションをすることも大切ですが、最終目標はカフェが人気になり売上が上がることなので、そのための下地作りを今からやっておきたいと考えています。
建具の再利用
建主が都内で働いていたカフェが取り壊されるということで、建主と一緒にそこで使われていた建具を回収してきて、この建具を使えるように設計します。
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