中古住宅の現場調査
カフェで働いてた方が、自宅でカフェを開くために住宅兼カフェができる中古物件を探しており、お目当ての規模の中古住宅が見つかったため、購入前に一緒に一緒に見て欲しいというということで、千葉県柏市にある中古住宅を依頼主と見てきました。
昭和47年(1972年)に建てられた中古住宅で、築41年建っています。中古住宅で気をつけないといけないのは建設された年です。どうして建設された年に気をつけないといけないかというと、耐震基準が見直され、1981年(昭和56年)6月1日以降に適用されている耐震基準を新耐震基準とし、それよりも前に適用されていた耐震基準を旧耐震基準と言うようになりました。
新耐震基準では旧耐震基準を補強されているため、1981年以前以後では建物の耐震性が大きく違います。
そのため、この中古住宅は新耐震基準前の住宅ため、まず耐震性能が気になっています。
新耐震基準と旧耐震基準について書くと、それだけで1記事分書けそうなので、改めてまとめてみようと思っています。
中古住宅と言っても、現在も住んできる住宅ですが、下屋(2階建ての1階の屋根)の部分がシルバーシートで覆われており、この部分で雨漏りがあったため、シートで覆っているとのことです。
敷地は200㎡強あり庭が広く、大きな住宅です。住宅兼カフェにはこれほどの面積が必要とのことと、庭が広いこと、古い雰囲気が好きということがこの建物が気に入った理由とのことでした。
築41年の中古住宅の内部
今回は住われておりまだ売却が決まっていないので、内部の写真は撮れなかったのですが、気になった雨漏りの部分だけ写真を撮らせてもらいました。
上の写真は2階建てと下屋の境目で、その部分に雨漏りしていました。この部分は外部から撮った写真で出っ張っている部分で、どうやらここは増築されたようです。
増築の繋ぎ目部分も雨漏りしていましたが、天井も雨漏りで傷んでいました。そのため、2階に上がらせてもらってシルバーのシートがされている部分をみさせてもらいました。
この住宅を購入された時は、屋根を剥がしてしっかり確かめないといけなそうです。
耐震基準とは
日本の建築物には、建築基準法及び建築基準法施行令などの法令により定められた基準があり、耐震基準とは、建築物や土木構造物を設計する際に、それらの構造物は最低限度の耐震能力が求められています。
耐震性能には耐震等級というものがあり、その耐震等級については下記のリンクで触れているので確認してみてください。
「長期優良住宅等の申請が完了〜名古屋の家1(対峙しない家) Project Vol.10〜」
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