何かを探すように受講し始めたふるさとという最前線
この講座を受講するきっかけになったのは、2011年3月11日に起きた東日本大震災です。震災の年は、まだ住宅を多く手がけている設計事務所で働きながら1級建築士の勉強をしてました。震災直後に、何かアクションを起こしたいと思い、その時にできたことは、持っていた自転車を被災地に送ること。それだけ。
まずは一級建築士に受かることが最優先事項だった自分が、何ができるかを模索している時に知ったのが、コミュニティデザイナーの山崎亮さんが講師を勤めている、社会人向けの講座、ふるさとという最前線でした。
このふるさとという最前線という講座は、2011年の秋から始まっていて、私が受講し始めたのが、2012年の秋の第3期からでした。講座は、1つの期で5回の講座があり、一番最初の回は講師の松井先生や山崎亮さん、西上あきらさんのお話を聞いて、2〜4回の3回は地方で活動されている方の話を聞き、最後の5回目は締めという感じでみんなんで話し合ったりするのが、1つの期の流れです。
今回講座は第5期で、講師はジェフリー・S・アイリッシュさん。
講師のジェフリー・S・アイリッシュさん
ジェフリー・S・アイリッシュさんは、変わった経歴の方で、
1960年にアメリカのカリフォルニア州に生まれ、1982年にエール大学を卒業。その後、清水建設に入社され、30代より、下甑島(しもこしきじま)で定置網の仕事に就き、その後ハーバード大学大学院と京都大学大学院で民俗学を専攻されてます。
1988年より鹿児島県川辺町に移り住み、土喰(つちくれ)集落の小組合長を2回務められました。
日々の生活や田舎暮らしなどを南日新聞に9年間も連載。
2010年から鹿児島国際大学の准教授として、地域創生、まちづくりなどについて教えています。
このふるさとという最前線で出会った仲間と、「ふるさとマイプロジェクト」を立ち上げ、いろいろな地域に行くことになり、地域の風景の美しさを知るとともに、その土地に根ざして生活して行くことの大変さがわかるようになってきたので、異国の人が、日本の、しかも地方で、島という閉鎖的な場所で生活されていることが驚きでした。
ちなみに、ふるさとマイプロジェクトでは、それぞれの繋がりで地域で活動している方を東京に呼び、活動内容を紹介してもらうトークイベントを開催し、それだけではなく、実際の活動している地域に行くツアーも行なっていました。
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